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先生「誰かにいじめられたのなら正直に言ってね」 小学生のころ、“体育館の緑色のネット”で遊ぼうとしたら斜め上の事態になった(1/2 ページ)

先生、優しいなあ……。

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 「学校は机に座って勉強するだけの場所ではない」とよく言われますが、それゆえにさまざまな事故やトラブルも起こりうるもの。ねとらぼ読者からそんな体験談を伺う本企画、今回は「小学2年生のとき、“ある遊び”が原因で先生にいじめを疑われた」というお話。

「これを身体に巻き付けて、脱出できるまでの時間を競争しよう!」

 学校の体育館にある、コートとコートを仕切る緑色のネット(防球ネット)。小学2年生のとき「これを身体に巻き付けて、脱出できるまでの時間を競争しよう!」という遊びを思いつきました。

―― 楽しそうですねそれ。

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 「まずは俺からな!」とぐるぐる回転していたら、手足が絡まって動けなくなりました。また、ネットの下の部分を足で踏んでいる状態だったので、下からスポッと抜け出すこともできません。

 面白い遊びをひらめいたつもりが、ゲームとして成立する前に終わりました。

―― 脱出できないと授業にも出られませんが……どうしたんです?

 ちょうど体育の授業後の休み時間だったのでその場には担任の先生がいて、さらに教頭先生などもやってきて、大人3人と僕でネットをほどいていきました(といっても僕にできることはなく、時々、先生に言われるがままに手足を動かすだけ)。

 休み時間が終わってクラスメイトたちが教室に戻っていくと、今度は上級生のお兄さん、お姉さんが体育館に入ってきて指をさされたり、くすくす笑われたり。とても恥ずかしかった覚えがあります。

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 結局、ネットから抜け出せたのは、その授業が終わりかけたころ。先生はネットをほどきながら、泣きそうな表情で「誰かにいじめられたのなら正直に言ってね」と何度も語り掛けてくれたのですが、100%自分のせい。申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

―― 生徒思いの良い先生ですねえ……。

 あと、教室に戻ったらクラスの友達から「お前のおかげで1時間自習になった」と感謝されました。

―― おそろしいほどに素直な生徒ですねえ……。

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