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「ロード・オブ・ザ・リング」新作アニメ映画化決定! 「攻殻機動隊 S.A.C.」の神山健治が監督

日本公開日は現在のところ未定です。

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 J・R・R・トールキンによる小説『指輪物語』のアニメーション映画が制作決定。「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズなどで知られる神山健治さんを監督に迎え、映画「ロード・オブ・ザ・リング」3部作につながる伝説の戦いが描かれるとのことです。なお、日本公開日は未定。


新作アニメ映画として制作

監督は神山健治さん

 原題は「THE LORD OF THE RINGS: THE WAR OF THE ROHIRRIM」。ローハンの王であるヘルム・ハンマーハンドを主人公に、ヘルム峡谷の要塞にまつわる知られざる物語が展開されるとのことです。

 ピーター・ジャクソンによる映画「ロード・オブ・ザ・リング」3部作から20年、「ホビット」3部作から9年。世界的大ヒットを送り出したニューライン・シネマが、原点に立ち返り新たな冒険を描く巨大プロジェクトに着手するのは神山監督をはじめ、「ブレードランナー」シリーズのアニメ版「ブレードランナー:ブラック・ロータス(原題:Blade Runner: Black Lotus)でも神山監督とタッグを組んでいるジョセフ・チョウ(プロデューサー)。脚本で参加するのは「ダーククリスタル: エイジ・オブ・レジスタンス」シリーズなどで知られるジェフリー・アディスとウィル・マシューズです。

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ピーター・ジャクソンによる映画「ロード・オブ・ザ・リング」(画像はAmazon.co.jpから)

 なお、「THE LORD OF THE RINGS: THE WAR OF THE ROHIRRIM」は独立した新作となるようですが、「ロード・オブ・ザ・リング」のストーリーやビジュアルが織り込まれた姉妹編として制作。中つ国の素晴らしさと映像美を再びファンに届けるため、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の脚本家の1人であるフィリッパ・ボウエンがコンサルタントとして参加しています。

 アニメーション制作はSola Entertainment。現在、ボイス・キャスティングが行われており、映画化に向け制作が進められています。


キャロリン・ブラックウッド(ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループのチーフ・オペレーティング・オフィサー)とリチャード・ブレナー(ニューライン・シネマのプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー)による共同声明

 「ニューラインは、J.R.R.トールキンが創造した素晴らしい世界に深い愛着があります。ですので、ワーナー・ブラザース・アニメーションの皆様と一緒に再び中つ国の世界へ戻るチャンスを得られたのは夢のような話です。ヘルム峡谷は、映画史上最大級の戦いの舞台となったことでファンに知られていますが、これを手がけた多くのクレイティブ・スタッフと素晴らしい監督である神山健治氏の指揮のもと、新しい視点から切り取ったその歴史をお届けできることに大変興奮しています。世界中の観客が、一大叙事詩である中つ国の歴史の豊かさを新たな方法で堪能できるに違いありません」

「ロード・オブ・ザ・リング」3部作

「ホビット」3部作

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