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ロックダウン違反の罰金は最大300万円!? コロナ禍のドイツで何が起きていたか、現地から描いたエッセイ漫画(1/2 ページ)

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州に住む漫画家が現地の様子をつづっています。

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 コロナ禍のドイツでは何が起きているのか。ドイツに移住した漫画家・夏目ひらら(@natsumehirara)さんが現地の様子を描く漫画「ドイツ in コロナ禍」が興味深い内容となっています。


コロナ禍のドイツで起きた変化(第3話から)

 同作は夏目さんが2020年3月から、ノルトライン=ヴェストファーレン州でのコロナ禍の暮らしをほぼリアルタイムで描いたもの。当初、地元の人や夏目さんの親族はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)について「気にしすぎ」という反応だったそうです。感染者数は日本を抜いていましたが、通っている体操教室も密で、ハグや握手も当たり前。危機感を持っていた夏目さんは、周囲の人との意識のギャップに疲れていましたが……。

 その後、学校閉鎖や商業施設の営業制限で急速に周囲の危機感が高まり、急に距離を取り始めるようになったり、マスクをつけるようになったり。ドイツ人はマスクに抵抗があると感じていた夏目さんは、マスクをしている人を見かけるようになって驚いたそうです。

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急速に高まる危機感。トイレットペーパーが売り切れるのは日本と同じ(第1話から)

 3月半ばからは厳しいロックダウンが実施され、夏目さんの住む州では飲食店は全閉鎖、3人以上での会合禁止、罰金は最大およそ300万円。そんな中で、挨拶のときの握手なしが普通になるなどの変化もみられます。

 日本との対比も興味深く、最初のロックダウンでトイレットペーパーが売り切れになるという共通点もあれば、感染者数がピークを過ぎると決められた場所以外ではマスクをしなくなる、といった違いも。

飲食店の衛生規定が明記されていなくて困る、というエピソードも……(「第19話 規制緩和でも苦悩する飲食店 inドイツ」から)

 漫画は現在も続いており、52話まで更新。教師の義母に聞いた学校事情、誕生日やクリスマスなどの行事にまつわる日本との違い、ワクチン状況などが描かれています。次ページからは1~3話を掲載。続きは漫画サイト「コミチ」夏目さんのInstagramで読めます。

夏目さんは『セーラー服に閉じ込めて』『篠宮さんの憂いごと』などを手がけた漫画家。6月25日からはエッセイ漫画『少女漫画家vsドイツ人』をコミックリュエル・ニコニコ漫画(金曜)、Pixivコミック(土曜)で連載。8月19日には単行本も発売されます

作品提供:夏目ひらら(@natsumehirara)さん

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