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「今が楽しくなくちゃ意味がないよな」 夢を忘れかけていた野球少年が、小学生から大切なことを教わる漫画(1/2 ページ)

大事なことって、結構単純だったりしますよね。

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 自分にとっては普通の日々。なんだけど、実はだらっと過ごしているだけだったりしませんか。仲曽良ハミさん(@nakasorahami)の漫画が、そんな生活を変えてくれる大事なことを教えてくれると評判になっています。

 主人公・まさるは、受験を目前にしながら、なんとなく毎日を過ごしている少年。「将来の事を考えているのか?」と親に叱られつつ、バットを手に河川敷に向かいます。

 河川敷で素振りをするまさる。しかし大好きだったはずの野球にも心が踊らず、親の言葉を思い出しながら「野球は潮時なのかな」とポツリ。そんな折、近くで野球をしようとしていた子どもたちから、メンバー不足を理由に助っ人を頼まれます。

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 相手ピッチャーのヤジにカッカする子どもを見て、「そんなに一生懸命やって楽しい?」と尋ねるまさる。その疑問は、なんとなく日々を過ごしている自分に投影したものでもあるのでしょう。そんなまさるの質問に、ちょっとイラつきながら子どもは返します。

「俺には先のことなんてわかんない」
「でも今あいつの吠えづらが見れれば、今日はハッピーさ」

 そう、生きるのに大切なことって、先のことを不安がったり、難しく考えたりする事じゃなく、「今をハッピーに」すること。「今が一番大事」とはなかなか真を突いた言葉です。そのことを子どもから教わったまさるは、バッティングのコツを教えてあげます。そして……。

 高く舞い上がり、遠くへと軌跡を描き飛んでいくボール。呆然とする相手ピッチャー。喜ぶ子ども。けれど見回すと、すでにまさるの姿はありません。

 「そうだよな、今が楽しくなくちゃ意味がないよな」――。子どもの言葉にうながされ、もうちょっと野球を続けてみようと思うまさる。その生き方は、明日から少し変わるのかもしれません。

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 こんなまさるの心の動きに、感動を覚えるリプライがたくさん寄せられています。

 「なんか深い…もうちょっと続けてみるか。。仕事。」「そうだった。役に立つかどうかなんて関係ない。今楽しいことをする それが最高の時間の使い方だ」「ガチアニメ化してほしい、浦安とか団地ともおと同じぐらいハマるわ」――。

 「明日やればいいや」なんてコトを今、思っているあなた! 今片付けてしまえば、明日はもっと別の楽しみが生まれるかもしれませんよ。 仲曽良ハミさん(@nakasorahami)は、他にも誰にでもあったあのころを描いた作品「しなのんちのいくる」をブログで公開しています。InstagramやLINEスタンプなど、その他の活動へのリンクは公式サイトから

※作品提供:仲曽良ハミさん(@nakasorahami

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