ニュース

「運転免許証の真贋」を判定、個人間カーシェアのAnycaが導入 大日本印刷の技術を採用

悪意ある偽造や改ざんを見抜きます。

advertisement

 DeNA SOMPO Mobilityは7月12日、個人間カーシェアサービスAnycaに「運転免許証の真贋判定」を行う機能を導入し、運用を開始したと発表しました。


サービス登録時、写真に撮って送る本人確認用運転免許証が偽造でないかどうか「真贋」を見抜く(画像:警察庁Webサイトより)

 採用システムは大日本印刷のグループ企業DNPアイディーシステムが開発した運転免許証などIDカードの真贋判定を補助するシステム「ID確認 for eKYC」。

 サービス登録において「運転免許証の写真データ送付」で行う本人確認の精度を高め、利用者のセキュリティと安心・信頼性の向上、業務負荷の軽減につなげるのが狙いです。

advertisement

 ID確認 for eKYCは、顔写真や住所などを部分的に張り替えるといった偽造を見抜く「券面真贋判定補助機能」、情報記載ルールや生年月日などの事実と整合しているかどうかで偽造を見抜く「券面整合性判定機能」を搭載。デジタルデータで本人確認書類として提出するものに悪意的に偽造や改ざんがなされていないかどうかを見抜くとします。


ID確認 for eKYCによる運転免許証真贋判定の仕組み

 企業対個人となる一般カーシェア/レンタカーサービスはもとより、個人対個人となる個人間カーシェアサービスはサービス黎明期の過去、貸し出したクルマが無断で売却されたり、返却されなかったりする事件が幾度発生(関連記事)。犯人は偽造・改ざんした運転免許証で登録していた可能性が示唆されていました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  4. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  7. 松田翔太、憧れ続けた“希少な英国製スポーツカー”をついに入手「14歳の僕に見せてあげたい」 過去にはフェラーリやマクラーレンも
  8. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  9. 「行きたすぎる」 入場無料の博物館、“宝石展を超えた宝石展”だと40万表示の反響 「寝れなくなっちゃった」【英】
  10. 自動応答だと思って公式LINEに長文を送ったら…… 恥ずかしすぎる内容と公式からの手動返信に爆笑 その後について聞いてみた