一見ぞっとする不気味なお人形と遊ぶ2歳の女の子　自分の好きなものを大切にする姿がすてき（1/2 ページ）

　少し不気味なホラーテイストのお人形といつも一緒に過ごしている2歳の女の子の動画がYouTubeに投稿されています。

　女の子がお人形と出会ったのは1年前のハロウィーン。家族でウォルマートへ行ったときのことでした。女の子の心を射止めたのはハロウィン仕様の不気味なお人形。腐食しかけているかのようなほんのり薄い緑色の肌に、落ちくぼんだ瞳。ベビードールにしては写実的なデザインで、まさにハロウィンにぴったりの恐ろしさを醸し出しています。

　それからというもの、お人形を肌身離さず生活するようになった女の子。公園へ連れて行き、ブランコに乗せて、一緒に眠ります。なんとお風呂も一緒に入ってしまうようです。「私の赤ちゃん」と大切にする女の子の姿は愛情深くやさしくて、お人形もどこかかわいらしく見えてきます。

　ちなみに、女の子はプリンセスやバービー人形にも夢中とのこと。それでもこのお人形が大切な存在となったことを考えると、ウォルマートでの出会いは運命的なものだったかもしれませんね。

　この女の子の両親は、大人からすると少し不気味な人形を愛でる女の子の様子を「差別や憎しみ、偏見は生まれつきのものではなく、学ぶものだということを示している」と捉えているそうです。

　「自分の子どもたちに、外見や人種などではなく、ありのままの自分を受け入れることを教えたいと思っています」という姿勢のもと、女の子の意思を尊重するパパとママもとてもすてきですね。