「完全に治ったって状況ではない」　顔面神経麻痺の「ももクロ」佐々木彩夏が退院報告　リハビリでの“完全復帰”を宣言（1/2 ページ）

　「右末梢性顔面神経麻痺」で入院していたアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の佐々木彩夏さんが8月2日、無事退院したことをグループの公式YouTubeチャンネルで報告。9月に予定されている2daysライブ「夏のパノラマ地獄2021 Survive！」（以下、「夏ラマ」）までに完全復活すると宣言しています。

　佐々木さんは7月23日、「右末梢性顔面神経麻痺」との診断を受けて即日入院。「メンバー、スタッフ共に万全の体制でお客様を改めてお迎えできます様」との理由から、約1週間後の7月31日と8月1日に予定されていた「夏ラマ」も延期となりました。

　佐々木さんは7月24日に「あーりんより」と題したコメントをグループの公式サイトで発表。ライブ延期を謝罪し、「すぐに病院に行ってきなよって背中を押してくれたメンバーのみんな、病院まで付き添って面倒を見てくれたマネージャーさんのおかげです。本当にありがとう」とメンバーはじめ周囲の助けに感謝しつつ、「早く元気な姿をみんなに見てもらえるように頑張ります！　みんな待っててね」と早期回復を誓っていました（関連記事）。

　入院から10日がたったこの日、佐々木さんはYouTube動画に音声出演し、同日付で退院を果たして自宅に戻ったことを報告。「顔面麻痺の症状はまだちょっと残っていて、完全に治ったって状況ではない」「滑舌とかも治りきっていない」と、完治とはまだいえない現況を伝える一方で、胸を張って「体調はもう万全な状態」だとコメントしています。

　「たくさんの人たちに迷惑かけちゃったな」「みんなが心配してくれてうれしいな」という相反する2つの気持ちでいっぱいだったという佐々木さん。医師からは「リハビリ頑張って治そうね！」と励まされたといい、9月中旬に再設定された「夏ラマ」へ向けて治療を進めていく予定とのことです。

　初めての入院経験を「ビックリしたし、不安だったし、心細かったんですけども、たくさんの方に支えていただいて退院までできることになりました」と感謝とともに振り返った後、力強い口調で「完全復帰して、ライブだったりいろんなことを通して皆さんに恩返しできるように、まだまだ頑張りたいと思います！」と宣言していました。