30年前ファンだったアイドルのライブに行った→衰えない輝きに涙する漫画に読者からの共感集まる(1/2 ページ)
往年の推しのライブは自分の年齢も忘れさせてくれそうですね。
昔好きだったアイドルのライブに行ったお母さんの漫画に、自分事のように感じる読者が続出しています。自分の中の「好き」を大事にしたい。
時代は2050年、お母さんは娘に頼まれてアイドルのライブに行くことになりました。そのグループは30年前にお母さんがファンをやめてしまったアイドル。きっとメンバーチェンジしているだろうと思ったところ、なんと全員が健在、あの頃のままのステージパフォーマンスを見せてくれました。
30年の時を経て歌唱力がアップし、50歳を過ぎて衰えた体力を補って余りある魅力的なパフォーマンス。ファンをやめた当時のことを思い出して後悔がよぎります。
30年前、友人やSNSから「年増」「オワコン」などと言われ、自分も彼女たちに対してそう思う日が来るのかもしれないという怖さからファンをやめたお母さん。彼女たちのステージングは、かつて傷ついたお母さんに、直接語りかけてきたのでした──。
漫画やアニメとは違い、生きたアイドルは当然ながら年を重ねていくもの。それは悪いことではなく、経験に基づいた新たな魅力を見せてくれます。漫画には推しを持つ読者から「いつだって私の推しが最高だし、そんな推しがいる私も最高」「自分の推しも30年推していきたい」「好きなもの馬鹿にされて悔しかった1※年前の私へ、大丈夫です」など、共感する声が多数寄せられています。
作者はTwitterに漫画を投稿している三月病(@3_byou_)さん。漫画はコルク主催「2050年にあったらいいなと思う職業・やりたい仕事」をテーマにした漫画賞へ応募したもので、7月4週目のグランプリを受賞しています。
作品提供:三月病(@3_byou_)さん
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