【学校で事故った体験談】プールで友達の肩に乗ってジャンプする“あの遊び”で、1週間入院することになった意外な理由(1/2 ページ)
そこでケガをする可能性があるんだ。
「学校は机に座って勉強するだけの場所ではない」とよく言われますが、それゆえにさまざまな事故やトラブルも起こりうるもの。ねとらぼ読者からそんな体験談を伺う本企画、今回は「プールで2人組になってジャンプするとめっちゃ飛ぶ“あの遊び”」のお話。
学校のプールで肩が外れた理由
僕の通っていた中学ではプールの授業後に5分ほどの自由時間があり、「水中にしゃがんだ友達の肩に乗り、タイミングを合わせて2人同時にジャンプする→肩に乗った人が高く飛び上がる」という遊びをよくしていました。
―― 私もチャンレンジしたことがあるのですが、片方が水中にいるから息が合わなくてやめてしまったような覚えがあります。
うまくいくと、たぶん身長の3倍くらいの高さまで飛べたかと。ですが、私はあるとき着地に失敗して、左肩が外れてしまって。その瞬間のことは自分でもよく覚えていないのですが、プールサイドや底などの固いところに肩をぶつけたというわけではなく、「水面に落ちる瞬間、左腕が変な方向にねじれていた」とかそういう理由だと思います。
以前、腕を骨折したときに痛み方がそっくりだったので、事故った直後は肩の骨が折れたのかと思っていましたね。
―― その後、どうなりました?
あまりの激痛で歩くことすらままならなかったのですが、数人がかりで後ろから押してもらってプールを出ました。
その後、先生が呼んでくれたタクシーで近くの整形外科に行ったのですが、そこでは対応できないレベルのケガだったので、もっと大きい病院へ。レントゲン、麻酔をした後に大人5人がかりで身体を押さえつけ、外れた肩をはめてもらいました。
はまる瞬間は「ゴポッ」という鈍い音がしました。肩が元の位置に入ってからは痛みが急に楽になりました。
―― 格闘技モノのマンガでたまに見ますけど、現実で聞くとかなり印象違いますね。
「2~3週間安静にしていれば治る」とのことだったのですが、結局、肩の骨を受ける皿側(?)が割れていたとかで、その後、1週間入院して全身麻酔で内視鏡手術をしてもらうことに。また、2カ月ほど病院に通って、肩のリハビリをしました。
現在、日常生活に支障はありませんが、左肩に大きい負荷がかかる動作(左腕でぶら下がる等)はできません。あと、手術跡の周囲の皮膚の感覚がないのですが、特に困っていません。
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