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好意には同じ量の「好き」で返さなきゃいけないと思っていたけど…… 人間関係の“天秤”描く漫画がグッとくる(1/2 ページ)
均衡を求めるか、偏りを許容するか。
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人からもらったものは、等量で返さなければならないのか――人間関係の“天秤”を描く漫画「秤は壊された」が引き込まれる内容です。
秤が釣り合うように「人にもらった親切や愛は同じ量を返す」と母から教えてられてきたナル。そんな彼女は今、バイト先の後輩・玉木との関係が釣り合っていないと感じていました。玉木と一緒に遊ぶ時間は楽しく、“もらいすぎている”と思っています。
多くの人と親しくし、彼女がいる人とも遊ぶ玉木。たくさん人と関わるとたくさん返さなくてはならないと思うナルは、人とある程度の距離を保ち、釣り合いの取れる付き合いをするようにしています。でも、玉木との関係は天秤が傾き気味。
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しかし、玉木は返してもらいたくてナルと一緒にいるわけではないというのです。母の教えとは違う言葉にナルは戸惑います。そしてある出来事をきっかけに、「『好き』は釣り合わなくていい」「自分だけが一方的に好きでもいい」という玉木の考えに触れ、“秤”に変化が……。
均衡にとらわれたナルと偏りを許容する玉木。対照的な2人の、なんとも言えない関係性と、そこに訪れた変化にグッと心をつかまれます。2人のこれからに想像をめぐらせながら、人と人との関わりについて考えたくなるお話です。
作者は漫画家のU-temo(@u_temo)さん。webアクションで『百合オタに百合はご法度です!?』を連載しています。
作品提供:U-temo(@u_temo)さん
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