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女子高生が放課後にフードコートでひたすらおしゃべりする漫画 言葉にできない良さにあふれた『フードコートで、また明日。』(1/2 ページ)
読んでいても伝わる、居心地の良さ。
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女子高生2人が毎日、放課後にフードコートでおしゃべり。2人の空気感がたまらないとTwitterで人気を博した漫画『フードコートで、また明日。』(作:成家慎一郎)の単行本が発売されました。
一見お嬢様のような風貌だけどSNSではよくケンカしている和田と、ギャルのような外見だけど勉強家で面倒見のいい山本。中学は同じだけど別々の高校に通っている2人は、毎日放課後にフードコートでおしゃべりに興じています。
話題はソシャゲの話や愚痴など日常の他愛ないこと。矢継ぎ早にしゃべる和田に、無口な山本が相づちを打つ形で会話は続きます。物語の舞台はほぼフードコードで、大きな事件が起きるわけでもなく、平和に過ぎていく2人の放課後を読んでいると、その居心地の良さが伝わってきます。
本当はおしゃべりなのに学校や家では猫をかぶっている和田と、外見のせいで怖がられ敬遠されてしまう山本。全く違ったタイプだけれど、2人でいるときは本当の自分を出して、素直に話ができる――そんな2人の間に流れる空気。ただただフードコートに並んで座っておしゃべりする、それが毎日続く関係性。そこにはなんとも言えない良さがあり、心の中がほわっとしてきます。
同作は作者の成家さんが2019年にTwitterで1話を発表し人気に。その後成家さんのTwitterとコミックNewtypeで15話まで連載。16話からはシーズン2としてコミックNewtypeで連載が続く予定です。
(C)成家慎一郎/KADOKAWA
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