6歳息子が初めてチャーハンを手作り→「なんでこんなに美味しいとかな?」 家族思いの男の子が見つけた“おいしさの理由”を描いた漫画に心が温かくなる(1/2 ページ)
世界一おいしいチャーハンに違いない。
お料理にハマっている男の子。自らつくったチャーハンがおいしい理由を考え始めます。そして出た答えとは……? 一生懸命でやさしい男の子の考え方に、ほんわか幸せな気持ちになれる漫画がInstagramに投稿されています。
作者のゆうゆ(yu_yu198)さんは、6歳の男の子3歳の女の子を育てている漫画家・イラストレーターさん。子どもたちとの「日常」と「気付き」を漫画にしてInstagramで公開しています。今回は、チャーハンを作ってくれた息子くんの心あたたまる「気づき」のお話です。
最近お料理づくりにはまっている息子くん。食材を切ったり焼いたり、試行錯誤しながらも楽しんでお料理しています。自分の好きなものしか作らないといいますが、その腕前はなかなかのもの。自分だけの分ではなく、みんなの分も張り切って作ってくれます。
夏休みのある日のできごと。息子くんは、大好物のチャーハンをつくるママの手元をじっと見つめて観察していました。そして、しばらくたったある日、「今日はオレがチャーハンを作る!!!」と力強く宣言。やり方は見てたからわかるという息子くんは、「おかーさん、ゆっくりしてよかばい!!」とママを労う優しい言葉までかけてくれたのです! なんて頼もしいんでしょう。
息子くんの提案に、驚きながらも喜ぶママさん。一人で頑張る息子くんの横で、妹ちゃんとチャーハンが出来上がるのを待ちます。息子くんは、一人でやり切れた! といううれしさをにじませた笑顔と共に「おまたせ、できたよ!!」とチャーハンをママたちの前に差し出しました。
ママさんができたてのチャーハンを口に運ぶと「ちょっと失敗したかも」と自信なさげな表情も見せた息子くんでしたが、ママは満面の笑みで「ばり美味しか!!」と太鼓判を押します。その一言に安心した様子の息子くん。自分でもチャーハンを食べてみると……ママの言う通り、とってもおいしく感じます。チャーハンもぐもぐしながら、息子くんはふと「なんでこんなに美味しいとかな?」と考え始めました。
そして一言、「自分が作ったものを二人が笑って美味しいっていってくれて、だからこんなに美味しいんだ!」。おいしいという気持ちが料理の味だけでないことに気がついた息子くんは、大きな笑顔で「またつくるけん!!」と力強く宣言するのでした。
6歳にして作り方を教わらずにチャーハンを作りあげ、さらにすてきすぎる「美味しい理由」を見つけた息子くん。この投稿には、「息子さん、なんて優しくできた子なんでしょう」「思いやりが育ってて素敵です」とママたちからは感動のコメントが寄せられています。
ゆうゆさんは、この他にもInstagramで育児漫画を公開中です。
画像提供:ゆうゆ(yu_yu198)さん
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