ニュース

VRChatに誕生したスペースコロニーがまるでガンダムの世界 円筒の内側を上り続ける感覚が不思議(1/2 ページ)

制作者に話を聞きました。

advertisement

 ガンダムなどでおなじみの円筒型スペースコロニーが、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」上に誕生し、注目を集めています。ワールド「Space Colony “Island-4”」に入れば、あの地平線のない世界を体験できる!

体験したユーザーのツイートがもとで拡散
円筒の内側にいるので地平線が見えず、延々と続く坂を見上げるような感覚(画像提供:カフェマスさん)
整った区画に建物がびっしり(画像提供:カフェマスさん)
あたりを見渡すと農業区画らしき場所も(画像提供:カフェマスさん)

 VRChatユーザーのS_朝霧(@s_asagiri_v)さんが制作した、直径8キロ・長さ32キロの密閉型スペースコロニー。円筒の内側を延々と上るように歩いたり、電車に乗って移動したり、SF作品で見たような世界を観光できます。

VRChatを導入のうえ、ツイートの文中リンクからワールドへ
筒の奥をのぞき込むように見ると、壮観な景色が広がる(画像提供:S_朝霧さん)
ワールドに入ると車が用意されており、運転して見て回れます(以下、筆者撮影)
そりたつような地面が延々と広がる
ホームでしばらく待つと電車が到着
車窓から景色を楽しめます
先頭車両まで進むと展望席が
良い眺め

 ワールドの様子は来訪者のツイートがきっかけで広く拡散。アーサー・C・クラークの『宇宙のランデブー』や、映画「インターステラー」など、SF作品で夢見た世界に感動する人が多数みられます。

advertisement

 S_朝霧さんに詳細を聞いたところ、制作期間は約4カ月。スペースコロニー提唱者のジェラード・K・オニールが提示した、「オニール・シリンダー」を参考に寸法を決めているそうです。

 デザインのモチーフは特にないものの、インターステラーやガンダムには少なからず影響を受けているとのこと。遠くまで続いていく景色を通して、その場にいるような感覚を少しでも味わえたらと、遠景の空気感にこだわったということです。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  3. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  4. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  5. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  7. 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  10. 「ありそうでなかった」 無線マウスのレシーバーが“まさかの便利機能”を搭載! 競合会社も「便利やんけこれ」