斎藤佑樹引退記念グッズに「リアルすぎる顔面立体ステッカー」登場 強烈なビジュアルが「よく本人OKしたな」と話題
いつでもどこでも佑ちゃんと一緒。
10月17日に現役最後の登板を終えた、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手。引退記念のオフィシャルグッズとして「本人の顔面だけをリアルかつ立体的に再現したステッカー」が作られ、強烈なビジュアルで注目を集めています。引退してもなお話題を呼ぶハンカチ王子、さすが“持ってる”。
正式な商品名は「斎藤佑樹引退記念 フェイスステッカー」で、価格は1500円。3Dスキャナーで取り込んだ本人の顔データを、ストラタシスのフルカラー3Dプリンター「Stratasys J750」で出力し、横35×縦50×厚み7ミリのサイズで半立体化した一品です。
※【10月20日20:17訂正】記事公開当初、3Dプリンタの情報を誤って掲載しておりました。謹んでお詫び申し上げます。
斎藤投手の顔面がiPhoneの筐体からにょきっと飛び出してきたような使用例はあまりにもシュールで、Twitterでは「よく本人OKしたな」と話題に。「このぶっ飛んだセンスは日ハムならでは」「スキャンされる斎藤さんがノリノリで笑う」「甲子園で優勝したときは想像もできなかった光景」「ネプチューンマンがマントにコレクションしてそう」など、大きな反響を呼びました。
製作を手がけたキャステム(@IRON_IKEDA)は、これまでも「ナノサイズで作った戦艦大和」や「凍らせなくても釘が打てるバナナ」など、高い技術とユニークな発想で知られる精密部品メーカー(関連記事1/2)。今回のステッカーはいかにして生まれたのか、詳細を聞きました。
―― とても個性的な商品ですが、どういった経緯で企画されたのでしょうか
キャステム 弊社は2017年より、著明人の体の一部や全身等をご本人から直接型取ったり、3Dスキャンをして商品化するブランド 「ヒストリーメーカー」を運営しています。大好きな憧れの人そのものがグッズになるため、「究極のファングッズ」と呼ばれています。
ブランドコンセプトは「その瞬間を永遠に」。今回も斎藤投手の歴史をデータやモノとして永遠に残すことは、野球界にとってもファンのかたにとっても、子どもたちにとっても意味があると考えています。
フェイスステッカーは2020年末に開始したサービスで、長州力さんや蝶野正洋さんのステッカーを弊社で販売しております。現在も、芸人のかたやスポーツ関係のかた、アイドルのかたなど、さまざまな企画を用意しております。
―― スキャンする際、斎藤投手の様子はいかがでしたか
キャステム 札幌ドームに移動式の3Dスキャナーを持ち込み、選手の顔や全身をたくさんスキャンさせていただきました。スキャン時の表情は選手それぞれでしたが、斎藤投手は笑顔だったのが特に印象的でした。
―― Twitterで話題を呼んでいますが、売れ行きはいかがでしょうか
キャステム 発売から2日で500個以上の注文があり、現時点も販売数が伸びていると、日本ハムファイターズの担当者から連絡をいただいております。
―― ネットの反響についてひと言お願いします
キャステム ヒストリーメーカーの商品は「本人そのもの」というストーリー性を重視しているため、「リアルすぎる」という反応が多いのが本当にうれしいです。
キャステムは同じ手法で「斎藤佑樹引退記念 12分の1フィギュア」(3万円)も製作。フェイスステッカーともども、日本ハムファイターズ公式オンラインストアで10月25日まで注文を受け付け、12月の発送を予定しています。
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