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「もう日本では観れないと思っていました」ミュージカル「キンキーブーツ」、2022年秋に3度目の上演 ローラ役は城田優(1/2 ページ)

過去2回の公演では三浦春馬さんがローラを熱演。

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 ミュージカル「キンキーブーツ」が2022年秋に、東京の東急シアターオーブと大阪のオリックス劇場で上演されます。2016年、2019年に続く3回目の公演ではチャーリー役の小池徹平さんをはじめ、ソニンさん、玉置成実さん、勝矢さん、ひのあらたさんが引き続き出演し、ドラァグクイーンのローラ役を城田優さんが務めます。


3度目の公演となるミュージカル「キンキーブーツ」(画像はBWミュージカル「キンキーブーツ」Instagramから)

 同作はブロードウェイでロングランヒットを続けるミュージカル「Kinky Boots」の日本版。靴工場の4代目であるチャーリー・プライスが経営難から立ち上がるため、ローラからアドバイスをもらいながら、ヒールが高くてゴージャスな“キンキーブーツ”を作り上げるために奮闘する物語で、2016年の初演は全公演が即日完売。2019年の再演も好評を博しました。

 過去2回の公演では三浦春馬さんがローラを熱演。同作の主催一同は2020年に三浦さんが逝去したことを受け、3度目の公演を断念することも考えたそうですが、三浦さんの思い出と、同作に捧げてくれた愛情とともに、「日本にはキンキーブーツが必要だ」という強い思いをもって再再演を決意したとコメントしています。

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 オーディションを通じて選ばれた城田さんが加わり、3度目の公演が行われる「キンキーブーツ」。ネット上には、「キンキーブーツが続いていくことが、とてもとても嬉しい」「もう日本では観れないと思っていました」「春馬くんもきっと見守ってくれていると思います」など、寂しさをにじませながらも喜ぶファンの声が多数上がっています。


2020年10月には、三浦さんのパフォーマンスを中心に盛り込んだ特別映像を公開(画像はBWミュージカル「キンキーブーツ」Instagramから)

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」主催一同コメント

 この度、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は2022年秋、3度目の上演をさせていただくことになりました。多くのご声援をいただいた2019年の再演の後、私たちは3度目の公演にむけて動き出しておりましたが、昨年私たちは大きな存在を失い、一時は公演を断念することも考えました。しかしながら、これまで日本のキンキーブーツを牽引してくれた三浦春馬さんの思い出と、彼がこの作品に捧げてくれた愛情とともに、私たちは「日本にはキンキーブーツが必要だ」という強い想いのもと、2022年の再再演の歩みを止めないことを決意いたしました。

 ローラには、今回城田優さんがオーディションに参加してくださり、これまで共に歩んできたブロードウェイチームも城田さんのオーディションムービーを見て、彼のローラでいきましょうと、すぐに連絡をくれました。

 このミュージカルを愛してくれた全ての皆さまに、そして、これから出逢ってくださる全ての観客の皆さまに。キンキーブーツジャパンカンパニー全員が心から大切にしているこの作品を、初演以来同じく作品を牽引してくださっている小池徹平さんを始めとするジャパンオリジナルキャストと、城田優さんを含めた新しく参加してくださるキャストの皆さま、日米クリエイティブチームとともに、心を込めてお届けいたします。2022年秋、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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