ネットで話題沸騰、神戸にオープンした水族館「アトア」は超SNS特化型水族館だった(1/4 ページ)
こういう施設のベンチマークになりそう。
10月29日にオープンした、神戸ポートミュージアム。その目玉となっているのが、アクアリウムとアートを組み合わせた、幻想的な雰囲気の都市型水族館「アトア(atoa)」です。内覧会参加者のツイートは大いに話題になり、オープン後の現在も週末の予約はかなり早い段階で埋まっています。
しかしアートと水族館を組み合わせた施設って、そりゃ一体どんなものなんだろうか……。ということで、神戸在住の特権を生かし、取材にお邪魔することに。そこにあったのは「SNS特化型水族館」とでもいうべき、非常に現代的な施設でありました。
いざ、神戸ポートミュージアムへ!
アトアが入っている神戸ポートミュージアムは、神戸の市街地の中心である三宮駅周辺から徒歩でおよそ20分ほど歩いた場所。神戸港やハーバーランドの周辺エリアであり、具体的に書くと新港第一突堤の根元付近ということになります。最寄り駅からはちょっと距離があるので、ダルい場合は三宮駅から出ているポートループなどバスを使うのが手っ取り早いかも。
三宮側から歩いて行くと、全面グレーのカクカクした建物が……。岩の塊のような見た目ですが、これが神戸ポートミュージアムです。アトアがメインの施設ですが、他にもフードコートと聞いて想像するビジュアルよりずっとしゃれているフードホール「TOOTH TOOTH MART FOOD HALL&NIGHT FES」や、ブライダルデスク「VOYAGE KOBE」も併設。すぐ歩いて行ける範囲に飲食店がほとんどないので、大きめの食事施設があるのはうれしいです。
というわけで早速アトアへ。ポートミュージアムの2~4階部分がアトアになっており、チケットカウンターおよび入場口は2階に位置しています。いきなりデカい階段が出現しますが、脇にはエスカレーターもあるのでご安心ください。
階段を登って入場ゲートから中に入ると、まずは「CAVE/はじまりの洞窟」というエリアに。なにやらカクカクした壁には鏡が貼られ、天井からは魚っぽい形のオブジェがたくさんぶら下がっております。そしてこのオブジェの色が、タイミングによって変わる! 赤っぽくなったり青っぽくなったりして、なるほどこれは確かに幻想的。一発目からカマしてきたな、アトア……。
いわば全体のエントランスであるこのエリアですが、水族館なのでちゃんと魚の入った水槽も置かれております。というわけでいきなりピラニアと対面。初めて実物見たぞ。
水中散歩、からのジャングル上陸
「はじまりの洞窟」を抜けると、次は「MARINE NOTE/生命のゆらぎ」のエリア。ここには円筒形の大型水槽が間隔をあけて並べられており、オニダルマオコゼやネコザメやハナミノカサゴ、さらに一番大きな水槽の中にはウシバナトビエイやユメウメイロなど、それぞれ多彩な生物が展示されています。
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