ネットで話題沸騰、神戸にオープンした水族館「アトア」は超SNS特化型水族館だった(2/4 ページ)
こういう施設のベンチマークになりそう。
このエリアの持ち味は全体的に青っぽい照明。円筒形の水槽に光が当たることで光源が揺らぐので、なんだか海中にいるような雰囲気です。なるほどこれが生命のゆらぎ……。ちなみに一周して分かったんですが、ここがアトアの中で一番水族館っぽい雰囲気のエリアとなっております。
続いては「ELEMENTS/精霊の森」というエリア。柱には太い樹木が這っており、なんだか水中からいきなりジャングルに来たようなムード。ここは樹海の森をイメージした空間となっており、川や水辺の淡水魚や、それと隣接した環境で生きる爬虫類や両生類、そして哺乳類も見ることができます。特にエリアの奥にいるアルダブラゾウガメは「岩っぽい置物だと思ったら亀!? ここに亀がいるの!?」という驚きがありました。
あくまで水族館なので、淡水魚の展示も充実。スカラレエンゼルなど、パッと見で「もともと日本にはいない魚なんだろうなあ……」と分かる魚や、小型の淡水魚がそろっている水槽も用意されています。続いては3階へ移動します。
いよいよアトアが本気を出してくる3階へ
3階上がってすぐにあるのが、「FOYER/探求の室」というエリア。ここではまず、入ってすぐのオーバーハング水槽が目を引きます。ぐ~っとカーブしつつ、天井方向まで見通せるようになっているので、水槽に近づくとマジで水に潜っているような雰囲気に。この水槽は4階まで吹き抜けに近い形になっており、運が良ければ上の階にいるカピバラが泳いでいる姿が見られるかも。
また、奥に進むと迷路アーティストのMr.Amazerによる作品「蛸富士」が壁一面に描かれています。「あ~、なるほどタコがね、赤富士的なね」と思って見ていたんですが、実はこの絵も全部迷路になっており、タコの触手の先端からスタートして画面反対側の触手までたどることができるようになっているそう。これ迷路なの……? マジで……。
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なんだか目まいがするようなすごい景色。
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