1歳娘が口ずさむ謎の「歌」の正体は…… 親から子へ伝わる子守唄の漫画に「涙出ました」と感動の声(1/2 ページ)
じーんとくる。
娘の歌から成長を感じたエピソードを描いた漫画がInstagramに投稿され、「良いお話…!」「涙出ました」といった反響が集まっています。
漫画の作者は1歳の娘を育てる晩島(00banji_ma00)さんです。
まだ音程や歌詞などは分からないものの、「歌」の存在を理解し始めた娘ちゃん。テレビから流れる歌に合わせて声を出し、歌うそぶりを見せるようになりました。
そんな娘ちゃんは、最近寝る前に「にぇーん」「ねーん」と歌を口ずさみます。最初はこの歌を不思議に思っていた晩島さんですが、あるときこの歌の正体にふと気がつきます。
それは、晩島さんが生まれたての娘ちゃんに向かってずっと歌っていた子守唄。娘ちゃんは「ねーんねーんころーりーよ おころりよー」というフレーズをまねして歌っていたのです。この歌は、もともと晩島さんのお母さんが幼き日の晩島さんに歌ってくれていたもの。晩島さんは、それを思い出しつつ娘ちゃんに歌うのが日課になっていたそうです。
今では、この歌を聞いて思い浮かべるのは娘ちゃんのことばかり。安心して寝てくれた日や、なかなか寝てくれなくて半泣きで歌った日のこと……。最近はあまり子守唄を歌っていなかったのにもかかわらず、娘ちゃんがこの歌を覚えていてくれたことに気がついた晩島さんは、うれしさで思わず涙ぐむのでした。
この漫画には「覚えててくれてるんですね 伝わってるんだと思うと『あれもこれも無駄じゃなかった』と思えます」「お母さんから受け継がれて来た子守唄を娘ちゃんが口ずさむなんて…素敵なお話しでジーンと来ました」と、感動した人たちからのコメントが集まっています
また、「子守唄…亡くなった祖母が小さい時に歌ってくれていたのを思い出しました」「この子守唄、祖父に歌ってもらってました。今では娘の名前をいれて歌っています!」と自分の思い出を重ね合わせる人も少なくないようです。
小さな子どもへの愛情は、「伝わっていないかもしれない」と不安になることも。しかし、成長と共に愛情をしっかりと受け止めてくれていると感じられるときがやってくるのですね。
晩島さんは、この他にも家族の日常を描いた漫画をInstagramやTwitterで公開中です。
画像提供:晩島さん(00banji_ma00)
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