【9bic/7m!n】市川慶一郎×水原匡也インタビュー　見た目はクール中身は“はっちゃけ”　青色担当は一粒で二度おいしいキャラクター：担当カラー別で聞いてみた（1/2 ページ）

　6人組ボーイズアイドルグループ「9bic」（キュービック）とその後輩にあたる7人組ボーイズアイドルグループ「7m!n」（セブンミニット）が12月26日、初の合同ライブ「WAIWAI LIVE 2021 ～X’mas Edition～」を横浜市の「ぴあアリーナMM」で開催します。

　人気YouTuberのYapp!（やっぴ）さんと、ジェンダーレスモデルの米村海斗さんが立ち上げた「WAIWAI inc.」に所属する2グループ。

　“現在（いま）を生きる王子様（プリンス）達”をコンセプトに活動する「9bic」は2019年6月のデビューから2年でアリーナクラスでのライブを実現し、力を入れているSNSは総フォロワー数150万人を超える人気グループ。「7m!n」は2021年3月にYouTubeチャンネル「ナナトイチセイ」の開設を皮切りに活動をスタートさせ、2021年夏には1stツアーを敢行。YouTubeでは7人が共同で生活する寮を舞台に、さまざまな企画を発信しています。

　ねとらぼでは、合同ライブを前にレッスンに励む「9bic」と「7m!n」のメンバーにインタビューを実施。アイドルグループといえば、慣習的にメンバーのキャラクターに合わせて決められる担当カラーというものが存在します。同じカラーだからこそ理解し合えることがあり、そして同じカラーでも価値観が異なることもあるはず。何か面白い化学変化が起こるかもと考え、グループの垣根を超えて担当カラー同士で語り合ってもらいました。

　インタビューはカラーごとに全6回に分けて掲載予定。インタビューの様子は動画でも公開していきますので記事とあわせてお楽しみください。

市川　9bicの市川慶一郎です、担当カラーは青です。よろしくお願いします。

水原　7m!nのブルー担当、水原匡也です。好きな食べ物はハンバーグです。食べることが好きでよく食べちゃうんですけどダイエットはしてません。一緒に頑張りましょう。よろしくお願いします。

――　自分の担当カラーのイメージは合っていると思いますか？

市川　めちゃくちゃ思いますね。青は個人的に好きな色だし、落ち着いたイメージなので自分に合ってるかなって思いました。担当カラーが決まったときもうれしかったです。

水原　青って色的に結構クールなイメージだと思うんですけど、僕はちょっと違って、青だけどクールじゃないみたいな。はっちゃけてるところがあるので。

――　他のアイドルの青色と違うところは？

市川　結構適当な人間です（笑）。あんまり色にとらわれてないっていうか。「ツンデレ王子」っていう肩書で世に出たんですけど、そこまでツンデレじゃないし、なんだったら結構YouTubeでもはっちゃける方なので。クールなんですけど「ぱっと見は怖いけど話してみたら面白いね」ってよく言われるんですよ。そういうところですかね。

水原　見た目はクール系だけど実際は抜けてるみたいな。アホじゃないけど青ではないイメージを持たれていると思います。色白だから寒色系は似合うので、そういう意味では青なのかな。

――　もし他のカラーを担当するとしたら何色？

市川　俺は紫かな。9bicにある色の中で一番近いと思う。やるとしたら寒色がいいですね。

水原　僕も同じで紫です。9bicさんを見ていて、なるとしたら寒色の紫がいいなって。

――　いまのカラーに決まったときどう思いましたか？

市川　赤じゃなくよかった、って（笑）。やっぱりグループの中じゃ荷が重いじゃないですか。グループのメインの色だから。そこじゃなくてよかったって思いました。

水原　僕は「えっ、僕青ですか」って。自分がクール系じゃなかったので。緑かなって思ってました。

――　アイドル活動でしんどかったこと、やっていてよかったことは？

市川　しんどかったのは、9bicのデビューライブはお客さんが満員だったのでみんな盛り上がっちゃって、このまま波に乗って一気にいけるんじゃないかと思っていて。でも次の日からのライブでお客さんが数人とか一桁のときもあって、その落差ですね。

だからうれしかったことは、こうやってぴあアリーナMMとか豊洲PITとか、大きいライブ会場に立たせてもらえてお客さんに見ていただけること。自分たち頑張ってきたんだなって、すごくうれしいですね。

――　どこかで転機みたいなものはあったんですか？

市川　最初の頃は全員初めてのアイドル活動で、何をしていいのかも分からなかったんですけど、だんだんライブにも慣れ始めて、お客さんのことも考えて楽しんでもらえるようになったのが大きいです。それと新型コロナで緊急事態宣言が出たときにYouTubeでの毎日投稿を始めたんです。チャンネル登録者数が増えて、そこからライブにもきてくれるようになって、そこからですね。

水原　僕はつらかったこととかはまだなくて、ライブをやっている瞬間が一番楽しいので、ライブを盛り上げてこれまで以上にファンのみなさんに楽しんでいただけるように頑張っていきたいですね。

――　理想のアイドル像は？

市川　アイドルグループとしての理想なんですけど、俳優枠、モデル枠、歌やダンスが上手い枠、一人一人の役割分担ができてるアイドルグループが理想です。最終的にはグループをその形に持っていけたら。

水原　メンバー間の距離が近いこと。僕たち7m!nは同じ寮で生活しているんですけど。距離が近いんで、今が理想かなって思いますね。

――　5年後、10年後はどうなっていたいですか？

市川　個人的には、もともと俳優志望だったので、そっちの個人の仕事もうまくいってたらいいなって思いますね。

水原　今よりもっと大きなライブ会場に立てたらいいなって思います。武道館に立ちたいですね

――　自分にとってライバルとなる存在はいる？

市川　自分ってなしですか？（笑）。尊敬してる人だと、窪田正孝くんがずっと好きで、演技とか顔とか性格も。ライバルとかじゃないですけど憧れって感じですね。

水原　僕はあんまり考えたことないんですけど、身近な存在だったら日之出莉玖くん。ダンスも歌も性格も良くて尊敬できる存在なんで。ライバル意識はありますね

――　YouTubeの撮影で記憶に残っているハプニングはある？

市川　個人的にキツかったのは、「歌が流れたら飲み物を飲まなきゃいけない」っていう企画を一日中メンバーの双葉小太郎とやったんですけど、マジでしんどくて。最後の方は吐きそうになりながら飲んでて、水とか炭酸とか、青汁とかもあって。二度とやりたくないです（笑）。

水原　唐揚げをめちゃくちゃ食べる企画があって、それがしんどくて。気持ち悪くて次の日何も食べれなくなりました。

――　自分にとってファンはどういう存在？

市川　ファンに対してもメンバーに対しても関わり方はあんまり変わらなくて友達だと思ってますね。インスタライブだと、メンバーにも「お前さ」っていうし、ファンにも言うんで。ファンだからと言って変えたりはしないですね。俺からしたら近しい存在。

水原　ファンの存在は僕の中では大きいです。TwitterとかInstagramでメッセージをもらったりするんですけど、つらいときにメッセージを見ると恩返しのためにも頑張ろうって思うし、ファンと接する機会があるときに元気を分けてあげられるといいなって思います。

――　新曲の好きなところは？

市川　13人で歌うラスサビですね。当日ライブ会場で歌ったら泣いちゃうかもしれない。前は弟分ができることも、こんな大きなステージでライブができることも想像できなかったんで、そういう意味でも諸々込み上げてくるものがあるかも。

水原　歌詞の中で「WAIWAI」って自分たちの事務所の名前が入ってるんです。みんなで一緒にわいわいできたらなって思います。

――　今回のライブはグループの枠を超えたシャッフルユニットがありますが、その中で影響を受けたことはありますか？

市川　匡也と一緒のグループなんですよ。グループ名を決めるときに7m!n側から率先して意見を出してくれたんで、そういうところがすごくありがたいです。9bicって率先して話す人があんまりいなんで、そういうところも新しいなって思いましたね。

水原　市川くんとはレッスンを一緒に受けたことがあるんですけど、親切に教えてくれるんで「いい先輩だな」って思ってます。

市川　これだけを言えるように仕込んできました（笑）。最初に紹介されたときは全然関わりなかったんです。いつも元気なんですけどそのときは結構静かめで、9bicに似てるのかな？　って思いましたけど全然違いましたね。バカうるさいです、マジで（笑）。より一層にぎやかになったなって思いますね。

水原　市川さんは見た目通りクールな人だなって。ツッコミもしてくれるし面白いです（笑）。

――　ライブへの意気込みを教えてください。

市川　初の合同ライブということで、結構ファンの中でハードルが上がってると思うんですよ。7m!nと9bicが一緒にやるんだからすごいでしょ、みたいな。そのハードルを軽く超えられるように、２グループで協力してここから忙しくなると思うんですけど、頑張っていきたいなと思います。

水原　まず、初めての合同ライブということで、やっぱり緊張、不安はあると思うんですけど、それ以上に気合が入っているのでチームごとの色を全体で出して、自分も自分のカラーを出し尽くして、元気やエールを与えられるように頑張りたいと思います。