「ついにきたの！？！？」「待ったぞ」　“K-1エース”武尊＆“キックボクシング界の神童”那須川天心、2022年6月に世紀の対戦決定

　RISE世界フェザー級王者の那須川天心さんとK-1スーパーフェザー級王者の武尊さんが、12月24日に記者会見を行い、2022年6月に対戦することを発表。格闘技界の垣根を超えた2人の対戦にネットでは喜びの声が相次いでいます。

　キックボクシング界の“神童”那須川さんと、K-1の“圧倒的エース”武尊さん。2015年に那須川さんから対戦のアピールがあったこともあり、2人の王者の対戦は格闘技ファンから熱望され続けていましたが、団体の違いやスポンサーの問題などもあり、一時は実現不可能ではないかと言われ続けていました。

　しかし、2020年の大みそかに行われた「RIZIN.26」に武尊さんが会場に赴いたことを機運に、両者の対戦がより実現的なものに。記者会見の前日である12月23日には、武尊さんがTwitterで「I can't wait.」とツイートし、那須川さんが21日にInstagramで「きっとサンタクロースってこんな気持ちなんだろうなぁ」と2人の対戦を匂わせる投稿をそれぞれしていました。

　そんな中行われた記者会見で榊原信行代表（ドリームファクトリーワールドワイド）が「ついにこの日が来ました。天心、武尊、この2人、2022年6月戦うことが正式に決まりました」と両者の対戦決定を報告。

　武尊さんは、「この試合が決まったことで格闘技界だけじゃなくて日本だったり、世界のスポーツ界をもっともっと盛り上がっていく試合になると思う」とコメントし、那須川さんは「クリスマスイヴにこういったプレゼントができてうれしい」「けじめとしてこの試合に勝ってキックボクシングを引退しようと思っている」と2022年3月の試合をもって引退することを発表していましたが、武尊さんとの試合のために6月に延期することも伝えました。

　この発表に須藤元気さんが「ファンの想いが通じましたね。熱いファイトで鬱屈した世の中に希望を照らしてもらいたいです」とツイート。ファンからも「ついにきたの！？！？」「ついに那須川天心と武尊が闘う！！！」「マジかよ、、、、、」「待ったぞ本当に・・・」と感動の声が多数寄せられています。

　なお、具体的な日時や会場、大会名は未定。契約体重は前日計量で58キロ、当日計量で62キロ。ワンキャッチ・ワンアタックがOKのキックボクシングルールになるとのことです。