格闘家の那須川天心さんが10月3日にYouTubeチャンネルを更新。「聞け!猗窩座」のタイトルで、人気コミック『鬼滅の刃』の敵キャラ“猗窩座(アカザ)”にガチで説教をかましています。
猗窩座とは、同作に登場する敵キャラ“鬼”の中でも屈指の強さを誇り、「劇場版『鬼滅の刃』 無限列車編」では事前情報公開なしのサプライズでメインキャラクターとして登場。今回、那須川さんが公開した動画は、主に劇場版での猗窩座の行為を批判するという内容です。
冒頭から「俺はね、猗窩座はね……ふざけていると思う」と厳しい調子で切り出した那須川さん。「刀を相手に正面からパンチで打ち合った点、そこは認める」と格闘家の視点で評価しつつ、他の相手との戦闘を終えたばかりのタイミングで勝負をしかけたことは「情けない」とバッサリ。「正々堂々と戦おうぜ」「疲れてるときに『おまえリング上がれよ』なんて、そりゃないぜ猗窩座」と厳しく批判しています。
その後は猗窩座の戦闘スタイルについて、専門的な視点から「猗窩座おまえ、ガード低い」「(鬼にとって弱点の)首さえ守ればいいと思うんだろうけど芸術性がない」「技を散らして攻撃するっていうのも大事」というダメ出しが続きますが、次第におかしな方向に。「杏寿郎、おまえも鬼にならないか?」という猗窩座のものまねを挟みつつ、「なるわけないだろ!」「煉獄サンは意思も固いし、ココ(胸を叩きながら)が座ってんだよ」と劇中の主人公・炭治郎よろしく熱弁。
ついには「逆に俺は言いたい。猗窩座おまえ格闘家にならないか」と勧誘したかと思えば、「俺が例えば鬼滅の世界にいったら、『鬼にならないか、那須川天心』みたいに言うだろ。せこいんだよ!」と妄想を展開し「杏寿郎がならなかったように俺は鬼にならない」と宣言。「人を鬼に勧誘するな! おまえには無惨様いるだろ」と切り捨てておきながら、オチとしてTシャツの下に仕込んでいた猗窩座コスプレをさらすというツンデレ仕様で締めくくりました。鬼にはならないけど猗窩座にはなるんかい。
那須川さんの説教動画に「天心君がアカザがすげぇ好きなのはとにかく解った」「年末、猗窩座との対戦楽しみにしてるね!」とファンは反応。一方で『鬼滅の刃』ファンからは「猗窩座は元から格闘家だけど、強さを追い求める根底には悲しい理由があるのだよね」など、猗窩座のバックグラウンドをもっと知ってほしいという訴えが寄せられています。
「架空の人物をさも実在する人物のように話すのほんと好き」「違う目線で見てるのほんと好き」と格闘家視点からキャラクターを語る動画は好評で、那須川さんのもとへ他のコミックや映画のタイトルを含めたリクエストが殺到しています。
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