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「人は空なんか飛べなくていいんだぞ」 魔女の忠告の“真意”とは? 飛べるようになった男の子の漫画が心に落ちる(1/3 ページ)

人間が空を飛べても特にいいことはない?

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 「空が飛べるようになりたい」。子どものころ、そんな願いをおばさんにかなえてもらった男の子の漫画「おれの空」が心をぐっとつかまれるお話です。作者はWebで漫画を投稿しているこん はるか(@metyappi)さん。


「空を飛べるようになりたい」という願いをかなえてもらった男の子の話

 子どものころ、おばさんに「何でもひとつ夢を叶えてやろう」と言われ、空を飛べるようになりたいと願った大介。「人は空なんて飛べなくていいんだぞ」と言いつつも、おばさんは願いをかなえてくれます。


成長した大介は「空を飛べても特にいいことはない」と思うように

 高校生になって、「空を飛べても特にいいことはない」と、おばさんの言葉が理解できるようになった大介。そもそも空が飛べるようになりたいと思ったのは、好きな子の気を引くためでした。初めはその子に一緒に飛びたいと言われて喜んでいましたが、せがまれて毎日飛んでいるうちに冷めてしまったのです。

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好きな子のために空を飛べるようになったのに……

 他のお願いにすればよかったと悔やむ大介ですが、やがて同じ高校のユリと付き合い始め、その気持ちも変わります。自分から飛びたいとは言わないけれど、一緒に飛ぶといつも喜んでくれるユリ。彼女の笑顔に「空を飛べていいことあったよ」と思う大介ですが、その矢先に飛べなくなってしまいます。悲壮感を漂わせながら、もう飛べなくなったと告げる大介に、ユリは――。


一緒に飛ぶと喜んでくれる彼女ができたのに

飛べなくなってしまい……

 「空を飛べる」。そんな特別な力を持っている人がいたら、そこばかり目が行ってしまうでしょう。その力を失ったら、その人には価値がないとすら思ってしまうかもしれません。しかしユリは空を飛べる力ではなく、大介自身を見ていました。特別な力よりも、そんな人がそばにいてくれることが幸せだと思えるお話です。

作品提供:こん はるか(@metyappi)さん

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