コミケ準備会、スタッフ2人がコロナ陽性と報告　スタッフ1人が濃厚接触者に（1/2 ページ）

　コミックマーケット準備会は1月6日、コミケ99（C99）1日目（2021年12月30日）に参加したスタッフ2人が、PCR検査でCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）「陽性」になったと報告しました。

　当該スタッフは1月2日と3日に発症し、4日にPCR検査で陽性と判定。発症日を基準とした感染可能期間は2021年12月31日以降といいます。同期間中に濃厚接触者に該当する準備会スタッフは1人で、12月31日にスタッフ参加しており、感染を疑わせる症状はないものの、PCR検査の結果を待っている状況。これらスタッフ3人は宿泊が同室だったとのこと。これまでのところ、感染者と濃厚接触者は確認されていないとしています。

　当該スタッフ3人は担当した業務の性質上、参加者と15分以上の接触はなく、換気の悪い場所や狭い場所での参加者との会話もなかったと準備会は説明。該当スタッフの行動履歴の検証を行っており、詳細が判明次第公表すると述べています。

　準備会は感染症対策に取り組んだにもかかわらず、スタッフから陽性者が出たことについて「参加者の皆さんに不安やご心配をお掛けすることとなりましたことについて、心よりお詫びいたします」と謝罪。参加者には体調に不安を感じた場合は受診や検査を受け、またC99開催期間中に罹患が疑われる状況が判明した場合は、フォームから連絡するよう呼びかけています。

　C99は2021年12月30日、31日の2日間開催され、来場者は各日5万5000人でした。