スイス人家族にいなり寿司やおでんを作ったら……？　国際結婚のリアルな食卓風景に「パパの反応が興味深い」の声（1/2 ページ）

　スイス人の家族に日本食を作り、反応を撮影した動画がYouTubeチャンネル「Ami's Life スイス4人暮らし」に投稿されています。スイスでいただく日本食もいいですね！

　動画を公開したのは、スイス人の男性と国際結婚し、スイス在住の「Ami」さん。Amiさんと夫、息子の「ミオ」さんと「リオ」さんの4人家族です。まずはいなりずしを夫に振る舞うAmiさん。夫はぱくぱくと食べながら「おいしいー！」と言ってGoodサインをくれました。

　Amiさんは甘辛いいなりの皮が好きなのだと推測。いなりずしは作るたびに完食される、夫が好きな日本食の1つなのだそうです。

　続いて場面は変わり、夕食づくりに。今日は日本の冬ではおなじみのおでんを初めて作ります！　Amiさんによるとスイスの日本食レストランでもおでんは見たことがないとのことで、夫もミオさんも食べるのは初めてとのこと。おでんセットはオランダの魚屋「北海水産」で購入したんだそうです。ヨーロッパでもおでんセットが手に入るんですね！　

　夕食作りはミオさんも手伝ってくれました。野菜をそのまま入れたりボウルに顔を入れたり、顔を洗ったりとかなり子どもらしくはちゃめちゃですが、元気いっぱい。お手伝いのおかげで、夕食はどんどん出来上がっていきます。そしてついにおでんの完成です！　海産物があまり得意ではない夫のために、餃子や酢の物も準備されています。

　食卓に並ぶおでんを、「これはなに？」と不思議そうに見つつ食べた夫。初めての味に少し戸惑いの表情を見せています。一方ミオちゃんは満足気の様子で、大根をぱくぱくと食べてくれました。

　夫はおでんを指しながら「これもさつま揚げ？　これもさつま揚げ？」と聞いています。種類と形の違う練り物であることを説明し「おいしいでしょ？」とAmiさんが聞くも、夫はやや険しいお顔、魚の匂いが気になったようです。おでんは少し慣れが必要なようですね。しかし、一緒に出した餃子は夫にもミオさんにも好評でした！

　ミオちゃんの最高の笑顔と洗い物をする夫の姿で動画は終了。なごやかな家族の団らんは、見ているだけでこちらも心温まるようですね。

　動画には「スイスは海がない国だから、魚の匂いが気になるのかな」「私の外国人の友人もおでんは苦手です」「パパが和食を好んでくれてうれしいですね」などの声や、「ミオくん、お手伝いしてお利口さん」「パパが赤ちゃんをあやしながら食べているのがほほえましい」など感嘆するコメントが寄せられています。

　Amiさんが運営するYouTubeチャンネル「Ami's Life スイス4人暮らし」では、海外生活での育児や、スイスでの生活のリアルな様子を発信しています。またInstagramアカウント（@amislife_gloor）でも、写真を多数公開中です。