違法アップロード映画にリンクする「リーチサイト」摘発、男性を逮捕

　違法アップロードされた映画に誘導する「リーチサイト」を運営していたとして、群馬県警察本部サイバー犯罪対策課と前橋警察署は2月1日、男性1人を著作権法違反の疑いで逮捕しました。

　一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構（CODA）の発表によると、男性の運営するリーチサイトでは「天気の子」「犬鳴村」など、海外のオンラインストレージサイトに違法にアップロードされた邦画約2500作、洋画約3500作の映画・ドラマへのリンクを提供。サイトにはアダルト系の広告を複数掲載し、広告収入目的で運営していたとみられるとのこと。

　2020年10月1日の著作権法改正でリーチサイト規制が施行されて以来、アダルトビデオやアダルトアニメに関する摘発が行われていますが、CODAは成人向け以外の一般の映画作品についての摘発は今回が全国で初めてとしています。