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屋根の上に432人の力士が乗っているようなもの!? 4メートル超える積雪量を想像しやすく(1/2 ページ)

新潟県の津南で積雪量が4メートル超え。

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 ここ数日の大雪の影響で、北海道や日本海側の降雪量が多い地域では雪の重みによる屋根の崩落が相次いでいます。

 気象庁気象研究所の研究官であり、雲研究者の荒木健太郎(@arakencloud)さんは自身のTwitterアカウントに雪の重さが想像しやすくするために小ぶりな力士で換算し説明。屋根にかかる負担を分かりやすく伝えています。


まさかの4メートル(画像提供:荒木健太郎さん)

 前提として新雪では積雪1センチで降水量約1ミリほどですが、実際には上に積もる雪の圧密で降水量約3ミリ相当になります。例えば豪雪時に4メートル積雪すると1メートル四方で100キログラムの小ぶりな力士が12人(1.2トン)、6メートル四方の屋根では432人分(43.2トン)の重さになると荒木さん。さすがに屋根の上に力士が432人いると想像できれば……屋根が崩落するのも想像しやすいです。

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 降ってくる雪はまさに吹けば飛ぶような軽さですが、それが積もっていくことで思ったよりも重くなっていきます。「雪は案外重いので雪下ろし中の事故も含めて危険なのです」(荒木さん)。

 新潟県の津南では9時までの72時間降雪量が158センチに達し、積雪量が3時までに4メートルを超えるまでになっています。積雪深が4メートルを超えるのは2006年以来16年ぶりとのこと。

 積雪量が4メートルになることはあまりないため、荒木さんが雪の重さを説明するときは通常、「積雪深2メートルで1メートル四方あたり小柄な力士6人、6メートル四方で216人(21.6t)」と説明しているそうですが、まさかその2倍になるとは……。


2メートルバージョン。出典:『すごすぎる天気の図鑑』(荒木健太郎/KADOKAWA)
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