advertisement
SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2024年1月に投稿された「目がバグる」ビルについて、投稿者のX(Twitter)ユーザー・きりしまはるな(@Kirishima_VRC)さんにその後の話を聞きました。
「ゲームの遠景用に簡略化されたタワー」
きりしまはるなさんが公開したのは、千葉県のランドマーク「千葉ポートタワー」の風景。地上125.15メートル(避雷針を含めると137.25メートル)の高層建築ですが、絵を背景に貼り付けたかのように見え、まるで奥行きを感じません。
実はこれ、特定の角度から見た場合にのみ見える景色。本来、千葉ポートタワーの断面はひし形ですが、1面だけ見たら板状に見えるという仕掛けなのでした。
「このタワー、プレーンにテクスチャ貼ってるだけか、マテリアルのシェーダーミスってる」と、CG用語で例えた表現も相まって、奇妙な写真は広く拡散。「目がバグる」「ゲームの遠景用に簡略化されたタワー」「人工衛星の羽根が落っこちたみたい」「これがほんとのビルボード」など、さまざまな反応を呼びました。
ねとらぼ編集部ではきりしまはるなさんに、その後発見したユニークなビルについてなど、話を聞きました。
画像提供:きりしまはるな(@Kirishima_VRC)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.