今にも動き出しそうな“マンドラゴラ”の刺しゅうがゆるかわいい　繊細に表現されたぷっくり葉っぱとむにっとお口に1万6000いいね（1/2 ページ）

　「ハリー・ポッター」シリーズにも登場するふしぎな植物、“マンドラゴラ”をモチーフにした刺しゅう作品がInstagramに投稿され1万6000件以上の「いいね」を集めています。

　作品を手がけたのは、刺しゅう作家のhana（@hana0714）さん。hanaさんの“ありそうでない刺繍シリーズ”の中でも、マンドラゴラは特に人気を集めている作品です。

　マンドラゴラ（マンドレイク）は、地中海沿岸原産の植物。かつては薬草として使われていました。根っこは人間に似た形をしているためキャラクターとして描かれることも多く、マンドラゴラは小説「ハリー・ポッター」シリーズでは魔法薬として、また、ゲーム「ドラゴンクエストシリーズ」ではモンスターとして登場しています。

　hanaさんのマンドラゴラは、愛嬌のあるかわいらしい表情をしています。頭に葉っぱを生やし、曲がった根っこの部分はダンスのステップを踏んでいるようにも見え、今にも動き出しそうです。

　中世の欧州では「引き抜く時に悲鳴を上げ、その声を聞くと死ぬ」という恐ろしい伝説もあるマンドラゴラ。hanaさんの作品は伝説と異なり、見ているとほっこりするような和やかさが魅力ですね。

　この作品には「可愛すぎます。いつも癒やされてます」「ほんとありそうでない作品ばかりですっ。すごいです！」「こんな躍動感あふるる植物始めてみました」などの声が寄せられています。

　hanaさんは、他にもにぎり寿司やフレンチブルドッグ、映画「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードなど、刺しゅう作品に“ありそうでない”ものをモチーフに制作をしています。いずれも緻密な作りと、刺しゅうならではの糸の流れやぷっくりとした質感が目を引きます。

　hanaさんの作品はInstagram（@hana0714）やTwitter（@EmbroideryHana）で公開されている他、ハンドメイド通販サイト・minneで購入も可能です。