「カービィの曲だと思ったのに」「間違い探し」 クラフトボスのキャンペーン、「ラベルの絵で特典を見分ける」のが難しいと話題に サントリーに意図を聞いた(1/2 ページ)
よーく見ないと違いがわからない。
クラフトボスの楽曲特典キャンペーンに、一部ユーザーから「罠みたいな状況」と困惑の声が上がっています。ボトルラベルの種類によって受け取れる特典が異なるのですが、そのラベルが見分けづらくて「間違えた」という声があるようです。
クラフトボスに付いているラベルを読み取ると、Spotifyでオリジナルプレイリストを再生できるキャンペーン。プレイリストは役所広司さん、杉咲花さん、神木隆之介さん、カービィなど複数の種類が用意されています。目当てのラベルを買ってプレイリストが楽しめるキャンペーンなのですが、特典ごとのラベルデザインの違いがわかりにくいと話題に。
キャンペーンサイトで「ラベルで選べるプレイリスト」として、ラベルとプレイリストの組みあわせを公開していますが、違いが非常にわかりづらく、よく確認しないと間違えて買ってしまいそうです。特にカービィのプレイリストを目当てにしている人も多いようで、間違えて買ってしまったという声が目立ちます。
Twitterでは「カービィの曲が聴けると思ってウキウキで買ったけど、ラベル違くて聴けない」「なんか間違い探しみたいになってました」と不満の声が投稿されています。中には無事に買えた人もいるので、よく確認することで買い間違いは防げそうですが、わかりづらいと感じる人は少なくないようです。サントリー食品インターナショナルの担当者に理由を聞きました。
――ネットでは、どのラベルがどのコンテンツに対応しているのかわかりづらいとの反響もありますが、どう思われましたか
担当者 今回のリニューアルについては、想定以上の反響をいただきうれしく思います。
その中で、ラベルデザインの差がわかりにくいというご意見に対してですが、差をつけた方が、“キャンペーンとして”はわかりやすい一方、差がありすぎると、“クラフトボスの同じ商品であること”はわかりづらくなり、日頃ご愛飲いただいているお客様や、お店のスタッフの方に混乱を招くのでは、という配慮から、統一性をもったデザインにしております。
一方で、今回ご希望ではないデザインを購入されてしまったお客様につきましても、本意ではなかったけれど、なんだかすてきな曲あったなぁという、偶発的な出会いがありましたら、せめてもの幸いです。
――ラベルをリニューアルした意図を教えてください
担当者 コーヒーも音楽のように気分にあわせて楽しんでほしいという思いを込めて、全20種のラベルデザインでリニューアルいたしました。
ブラック・ラテ・微糖の各種にJAZZ・ROCK・CHILL・POPの4種の音楽のジャンルをモチーフとしたラベルを組み合わせております。
――ラベルの見分け方のポイントがあれば教えてください。また今後対策をする予定はありますか?
担当者 上記の通り、JAZZ・ROCK・CHILL・POPの4種の音楽のジャンルをモチーフとしたラベルを組み合わせおります。5月になると、新しいプレイリストに変える予定ですので、その際には、どのデザインがどちらに対応しているのかが、わかりやすくお伝えできるようにしていく予定です。
――キャンペーンは9月29日まで実施されますが、その後もこのラベルを使っていくのでしょうか
担当者 今後につきましては、反響を見ながら検討していきます。
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