「美少女戦士セーラームーン」30年の軌跡たどる大展覧会が7月から開催　600点超の秘蔵資料が一堂に

　アニメとしても高い人気を誇る「美少女戦士セーラームーン」のマンガ連載開始から30年の軌跡をたどる展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」が、2022年7月1日から12月30日まで、作品の舞台である麻布十番に隣接する六本木ミュージアムで開催されることになりました。作品史上最大となる博物館級のイベント、期待が高まります。

　展覧会では、原作者の武内直子さん描き下ろしによる新作イラスト、初展示のものを含む「なかよし」連載当初から現在に至るまでの貴重なカラー原画・生原稿を展示。7月1日～9月4日、9月10日～11月6日、11月12日～12月30日の3期間に分けて過去最大規模で展開する予定です。

　また、縦4.5メートル、横8メートルの大スクリーンによる没入型体験シアターを設置。映像とレーザーを駆使した特殊効果によりる美しいカラーイラストの世界を空間全体に演出する他、今回のためにリアルに再現されたセーラー戦士たちのアイテムも展示されるなど、かつてないほどに作品の世界へ誘われる内容になっているようです。

　さらに、原作第1部～第5部の歴史を名シーン・名ぜりふとともに振り返るホログラム原稿展示、90年代のテレビ放送初期から最新作までのアニメ資料や当時製作された貴重なグッズ、ミュージカルの衣装など、600点超の秘蔵資料を一堂に集めたコレクション展示など、ファンにとっては絶対見逃せない内容が満載となっています。チケットは5月4日10時からイープラスで発売されます。

(C)Naoko Takeuchi

（ADAKEN）