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アンディ・ウォーホルのマリリン・モンロー肖像画 20世紀アート史上最高額254億円で落札される

みんな知ってるあのマリリンの絵。

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 米ポップアーティストのアンディ・ウォーホルが描いた米俳優マリリン・モンローの有名な肖像画が5月9日(現地時間)、オークションにかけられ、1億9500万ドル(約254億円)で落札されました。これは20世紀に制作された芸術作品では史上最高額となり、記録を更新したと発表されています。


アンディ・ウォーホルの作品郡では最も象徴的なものの1つ(画像はクリスティーズの公式サイトから)
1億9500万ドルで落札

 ニューヨークのクリスティーズでオークションにかけられたこのマリリンの肖像画「Shot Sage Blue Marilyn」は、彼女の死から2年後となる1964年の作品で、5枚の絵画からなる「Shot Marilyns(撃ち抜かれたマリリン)」のうち1枚。1953年の映画「ナイアガラ」の宣伝用スチールを描いたものでした。オークション前の落札予想額はやはり最高額の2億ドルとされていましたが、ほぼ相違のない結果となりました。

 マリリンの死後、彼女の重要なイメージとなる作品群を精力的に描いたウォーホル。オークションに先立ち、作品についてクリスティーズは「アンディ・ウォーホルを通してマリリン・モンローはアメリカン・ドリームの象徴、また現代のモナリザとして人々の胸に刻み込まれた」と語っています。

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 同作は「トーマス&ドリス・アマン・コレクション」から出品された作品の1つで、売り上げは全て世界中の子どもたちへ医療や教育を提供するため設立された「トーマス&ドリス・アマン財団」へ寄付されます。


以前の記録はドラクロワにインスパイアされたピカソの絵画(画像はクリスティーズのInstagramから)

 なお、これまで「20世紀アート史上最高落札額」の記録を保持していたのは2015年にクリスティーズで落札されたパブロ・ピカソの「アルジェの女たち(バージョンO)」で、1億7936万5000ドル(約233億9000万円)」で落札されました。

 

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