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「もののけ姫」のタタリ神を綿棒6500本で再現 鬼気迫る完成度に「トラウマがよみがえる」「綿棒に祟られそう」(1/2 ページ)

イノシシの模型を土台に綿棒で装飾された、原作を思わせる作り。

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 「もののけ姫」のタタリ神を再現した造形作品が、「良い意味で狂っている」と好評です。それもそのはず、6500本もの綿棒を1本1本植えて、あのウネウネを表現しているのです。その苦労を想像するだけで卒倒しそう……。

目もばっちり怪しく光ります(画像提供:JBさん)
ライトアップでより恐ろしく(以下、画像はくろすけさん提供)

 作者は多数のジブリグッズを手作りしているくろすけ(@kurosuke4313)さん。もともとは2019年の作品ですが、2022年5月の静岡ホビーショーへの出展時に来場者のツイートが10万件以上のいいねを集め、あらためて注目されることとなりました。

 くろすけさんがYouTubeで公開したメイキング動画を見ると、製作の苦労は想像以上。原作で猪神の乙事主(おっことぬし)がタタリ神へ変貌したように、段ボールで作ったイノシシを芯に、綿棒の軸を地道に植えているのです。

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製作初期の状態。思いがけずハリネズミ状になり、一度は断念したものの、これを土台にしてさらに綿棒を編み込んで完成へ

 素材の綿棒は綿を取り除き、切り込みを入れてほぐし、ひも状に。これをより合わせて触手を作り、土台に植え込んでいます。1本作るだけで相当の手間だろうに、これを6500本分繰り返すとは……。

この1工程だけでもう大変
LEDを軸に目を作り、お面のように仕上げて本体へ取り付け
足も生えてかなり本物に近づいてきた
綿棒をハンダごてで焼き、重ね塗りすることで毒々しい色合いを出している
あの恐ろしさが生々しくよみがえる、タタリ神の完成

 まがまがしい体色や怪しく光る目玉も、ハンダごてで焼いたりLEDを仕込んだりと、工夫を凝らして見事に再現。渾身の作品は「子どものころの恐怖がよみがえった」「綿棒に祟られそう」「触手のうねうね感を綿棒で再現する発想がすごい」と、Twitterで大きな反響を呼んでいます。

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