ニュース

家から謎の機械が出てきた→正体は“どこでもいっしょ”だったあの液晶ゲーム 初代PS世代から懐かしむ声(1/2 ページ)

品薄で苦労したあのころから、はや23年。

advertisement

 「家から謎の謎の機械が出てきたんだけど何だこれ!?」と、Twitterで“あるガジェット”が紹介され、正体を知る人から懐かしむ声が上がっています。これももう、若い人には「謎の機械」にしか見えない時代。

 

小さな液晶画面に操作ボタン、そしてソニーのロゴ。これな~んだ?(画像提供:MJさん)

 

advertisement
裏側にはスピーカーとPlayStationのロゴ入り電池、そして「PocketStation」の文字

 投稿主のMJ(@SaKuYaSub123)さんが見つけたのは、小さな画面と5個のボタンが付いた、小型液晶ゲームらしき品。筐体や電池には、ソニーとPlayStationのロゴもみられます。

 少々もったいぶってしまいましたが、その正体は1999年にSCEが発売したPlayStation用周辺機器「ポケットステーション」。メモリーカードに携帯ゲーム機の機能を加えたもので、本編と連動するミニゲームを、対応ソフトから転送して遊ぶことができました。猫の「トロ」などのキャラクターを、手元に連れ出してコミュニケーションできる、「どこでもいっしょ」にハマった人も多いのでは。

物持ちが良い筆者宅でも見つかりました

 

ボタンまわりのカバーを開けると端子が露出。これをPlayStationのメモリーカードスロットに挿入して、データをやりとりします

 ツイートは初代PS世代に深く刺さったようで、リプライでは「ファイナルファンタジーVIII」や「ポケットムームー」など、対応ゲームの思い出話が多数。「ときめきメモリアル2」限定版の同梱品を投稿する人や、「自分も持っています」と言いつつドリームキャストのビジュアルメモリでボケる人なども現れ、スレッドをにぎわせています。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.