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防災アイテムが月1回届く“備蓄定期便”、フェリシモから登場 「被災後3日間」に備えるセット(1/2 ページ)

セットには水なしで栄養を取れるゼリーや、バッグに入れたままスマホ操作ができるサコッシュなどが含まれます。

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 1995年の阪神淡路大震災以降、防災と災害復興支援に取り組むフェリシモ(兵庫県神戸市)が「みんなのBOSAIプロジェクト もしもしも」をスタートしました。防災アイテム「もしもしも きほんのきセット」の定期便販売による備蓄の提供などが始まっています。

フェリシモのこれまでの取り組みから生まれた「みんなのBOSAIプロジェクト もしもしも」。自助の「もしもしも きほんのきセット」と互助の「もしもしも防災基金」の2つの軸で実施されます

 「もしもしも きほんのきセット」(月1セット:2857円)は、救助・救援が優先される災害直後の3日間、できるだけ自分を守り、できるだけいつも通り過ごすための基本アイテムのセット。月ごとのテーマに合わせた防災アイテムと情報カードが、10カ月に渡り月1回定期的に届けられます。

「もしもしも きほんのきセット」(月1セット:2857円)で10回

 セットに含まれるアイテムは、水なしで栄養を取れる「LIFE STOCK 備蓄ゼリー」や、鍋と食器を兼ねて洗い物不要な「減災レシピジッパー」など、被災地や支援現場の知見を生かしています。コンパクトでありつつも、デザインや素材感には日常の使い心地を追求しているといいます。

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フェリシモのパートナー企業「ワンテーブル」 の、東日本大震災被災時に「水なしで食べられる栄養価の高いもの」がほしかったというアイディアを生かした「LIFE STOCK 備蓄ゼリー」
ルームシューズはやわらかな足ざわりで、かかとを踏んでも履けるなど、避難生活をなるべく快適に過ごせる工夫が施されています。サコッシュはバッグに入れたままスマホ操作ができます

 また、初回に送られる情報冊子「もしもしも カスタマイズ・ノート」は、毎月1枚ずつ届く情報カードをファイリングし10カ月で完成させる形式です。カードには情報が記載されているだけでなく、自分に必要な情報を書き込める欄があるので、自分仕様にカスタマイズしながら、防災準備をすることができます。

カードに情報を書き込みながら、月1回は防災について考える。1回ごとのボリュームをコンパクトにして、読む時の負担感を感じにくいよう工夫されています

被災地を支援するための基金も設立

 被災地に支援物資を確実に届けるために「もしもしも防災基金」も設立。基金にはフェリシモでの購入で貯まるメリーポイントや基金付き商品の購入、月1口100円の「毎月100円 もしもしも防災基金」があてられます。「もしもしも きほんのきセット」も、価格のうち26円が「もしもしも防災基金」に運用されます(基金部分は非課税)。

「ともにたすけあう取り組み」の互助である「もしもしも防災基金」もスタート。普段のお買い物のついでに、気軽に寄付ができます

 通信講座のミニツクにも「家族で学ぶ防災プログラム」が登場。豪雨や台風などの災害が起こりやすい梅雨を目前とした今、防災について自分事として考えるいい機会だと言えるかもしれません。

子どもと一緒にゲーム感覚で学べる「家族で学ぶ防災プログラム」もスタートしています
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