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小学校を卒業して使わなくなるランドセルを、防災バッグとして再利用するアイデアを警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)のTwitterアカウントが紹介。思い出を大切にする姿勢がステキで、参考にしたくなります。
6年間の小学校生活を共にしてきたランドセルですが、卒業後には使い道がなく困ってしまいがち。同課の中の人は、防災バッグとして活用することを決めたと投稿しました。
きっかけは子どもの「防災バックに活用できるのでは」という言葉。家族で話し合って子どものアイデアを採用する形に。家族みんなで小学校生活の思い出を大切にしようとする気持ちが伝わってくるエピソードです。
入れておくのはビスケットやラジオ、1リットルの水ボトルなど。災害対策課の中の人は気分転換のためのけん玉も入れたそうです。背負えるので避難所までの移動がしやすそうです。中身をひと目で確認できるよう、収納物の一覧を作り、ランドセルのカバー裏の時間割表入れに入れておくと、定期的な防災バッグの点検がスムーズに進みそうです。
Twitterには、「息子のランドセルをどう処分しようかと押入れにしまったままだったのですが、我が家もぜひマネさせてもらいます」とさっそく実行を決める人や、「けん玉にほっこりした」と気持ちのゆとりを称賛する感想が届いています。警視庁警備部災害対策課のアカウントでは他にも、備蓄用の非常食を使ったちらし寿司の作り方など、防災に関するアイデアを発信しています。
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