「H&Mのアプリで他人の個人情報が見られる」投稿相次ぐ→担当者「6月14日のお昼過ぎに問題が発覚し、すぐに対応した」(1/2 ページ)
担当者「どのような情報が流出したのかは調査しているところ」
大手アパレルメーカー「H&M Japan」は6月15日、一部のユーザーの個人情報を含む過去の注文履歴が、他のユーザーのアカウントに表示されていたという問題について、公式サイトで謝罪しました。すでに個人情報が他のユーザーに表示されないように問題は解消されています。
担当者は「ハッキングなどによる外部からの被害ではなく、社内でのシステム・アップデートにともなうエラーだと調査の課程で判明した。それ以外の詳細は本社のスウェーデンと連携を取りながら、引き続き調査中」と話しています。
6月14日のお昼過ぎには、「H&M Japan」のアプリで他のユーザーの個人情報が閲覧できてしまう、という報告がSNS上で続出。「購入履歴に色んな人の購入履歴と住所列挙されてる」「アプリでオンライン購入した事ないのに100件近く履歴があって全然違う住所に送られてる」などの書き込みが見られました。
SNS上では、対象となった個人情報はユーザーの住所やクレジットカード情報(下4桁)、購入履歴などと投稿されていますが、担当者は「どのような情報が流出したのかは調査しているところ。分かり次第、公式サイトでご報告させていただこうと思っている」と回答しています。
担当者は「6月14日のお昼過ぎに問題が発覚し、すぐに対応した」と話しているものの、公式サイトに「お詫び」を掲載したのは6月15日の朝。掲載が問題発覚・対応のあった当日中ではなかったことから、一部では「ユーザーへの報告や謝罪がされていない」という批判も上がっていました。
※画像はH&M Japan公式サイト「お客様の個人情報に関するお詫び」より
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