「ジブリパークとジブリ展」長野県立美術館で7月開催 ジブリパーク開園に先駆けて舞台裏を公開(1/2 ページ)
長野以降、愛知、熊本、兵庫、山口で開催されます。
スタジオジブリのテーマパーク「ジブリパーク」(関連記事)が開園する11月1日に先駆けて、その舞台裏を紹介する全国巡回展「ジブリパークとジブリ展」が開催されます。まずは7月16日から10月10日まで、長野県立美術館でスタート。以降は2023年までかけて、愛知、熊本、兵庫、山口を巡ります。
「ジブリパークとジブリ展」開催概要
同展は宮崎吾朗監督が製作現場指揮として、ジブリパークをどのように考え、作っているのか、過去の仕事や作品とともに紹介するイベント。子どもから大人まで入れる「ネコバス」をはじめ、多くの試作品や資料が初めて公開されます。
ジブリパークのメインエリア「ジブリの大倉庫」は、子どもたちがネコバスに乗って遊べるなど、ジブリの魅力が詰まった空間。同展ではネコバスルームの室内模型のほか、大倉庫内の「にせの館長室」に執務する湯婆婆のイメージなどが見られます。
ジブリ作品の名場面を立体造形やパネルで表現した「ジブリのなりきり名場面展」もまた、ジブリの大倉庫の見どころ。同展ではその1つが体験可能で、「千と千尋の神隠し」のワンシーンで記念撮影ができます。
ジブリパークの「青春の丘」エリアでは、「耳をすませば」の「地球屋」が再現。2024年の春には、パークに「ハウルの動く城」をイメージした「魔女の谷」がオープンします。同展ではバロンの人形やハウルの城など、パークの製作過程で生まれた模型が展示されます。
宮崎吾朗監督の指揮で「愛・地球博」のパビリオンとして建てられた、「サツキとメイの家」も再現し内部の写真を公開。実際に使用された部材を使用したパーゴラ(格子状の日除け棚)も、実物大で登場します。
2021年に三鷹の森ジブリ美術館で開催された「アーヤと魔女」展の内容も展示。ほかにも「ゲド戦記」や「コクリコ坂から」など、宮崎吾朗監督の仕事が貴重な資料とともに紹介されます。
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