「思ってた以上に手作業」「すごい手間」　JR東日本が「200系カラーのE2系新幹線」塗装工程を公開（1/2 ページ）

　東日本旅客鉄道（JR東日本）は、2022年6月に運行を開始した「200系カラー」のE2系新幹線の塗装工程を公式YouTubeチャンネルで公開しました。

　200系カラーのE2系新幹線は、鉄道開業150年を記念して、東北・上越新幹線開業当時に運行していた200系と同じ緑のカラーリングをE2系1編成に再現した新幹線車両。停車駅ごとに使用されていた車内の「ふるさとチャイム」も復活させ、東北・上越新幹線を走行します。

　動画はJR東日本の車両基地・新幹線総合車両センターの塗装工場に塗装前のE2系車両が入場する場面から始まります。

　塗装前に車両全体の研磨作業を行い、車体下部とライン部分の緑色から塗装を開始。その後、全体の白色（クリーム色）を上塗りして仕上げます。動画を見ると、車体側面の平面部の塗装にはロボットを活用し、それ以外の多くの工程は手作業で手間をかけて行っているようです。

　動画に対しTwitterでは、「Nゲージを塗るのとは訳が違うな」と模型とは異なるスケールの大きさに感動する声や、「クリーム色より先に緑色を塗るのか」「そこ手作業なのか」など工程や手間に対する驚きの声が多く寄せられていました。

　なお、200系カラー新幹線の定期列車としての運転スケジュールは、JR東日本の「新幹線の運行情報・運休情報」Webサイトで、翌日分を前日22時以降に案内しています。

（大泉勝彦）

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