上越新幹線の最高速度が時速275キロに、E7系統一で大宮〜新潟間は最大7分短縮 2023年春から

E2系の引退が近づいてきました。

[大泉勝彦，ねとらぼ]

　東日本旅客鉄道（JR東日本）は、2023年春に上越新幹線の最高速度を引き上げ、大宮〜新潟間の所要時間を最大7分程度短縮すると発表しました。

E7系（画像：JR東日本、以下同）

　上越新幹線は現在、大宮〜新潟間を最高時速240キロで走行し、同区間を1時間14分で結んでいます。

　最高速度を時速275キロへ引き上げることで、大宮〜新潟間の所要時間を最大7分程度短縮します。また、大宮〜高崎間の北陸新幹線についても、最大2分程度の時間短縮を見込んでいます。

2023年春に上越新幹線（大宮〜新潟間）の最高速度を時速240キロから時速275キロに引き上げる

　同社によると、速度向上に必要な工事が2022年度末までに完了する見通しが立ったため、2023年春から最高速度向上によるダイヤの変更を実現できるよう準備を進めていくとしています。

　なお、上越新幹線は2022年度末に全列車をE7系に統一する予定となっています。

騒音対策工事や設備改修（トロリ線張替え）の完了で速度向上が実現

（大泉勝彦）

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