とらのあな秋葉原店など閉店で店員「大変寂しい」とあいさつ　「青春を過ごした」「本当にありがとう」など感謝の言葉（1/2 ページ）

　同人ショップ「とらのあな」の秋葉原の店舗を含む5店舗が、8月31日をもって閉店しました。秋葉原や難波（なんば）の店舗では閉店前には店員があいさつをし、大勢のファンたちが盛大な拍手を送りました（関連記事）。

　秋葉原店の店員は、大勢のファンが集まっていることを受けて、「われわれとらのあな秋葉原店が秋葉原のシンボリックな書店として、このように皆さんに愛されている証左だと思い、大変うれしく思っております。このように幕引きをすることはわれわれにとっても大変寂しくもありますが、また新たな一歩ということで、とらのあな秋葉原店は本日このときをもって閉店させていただこうと思います」とあいさつしました。

　なんば店の店員は「今後、なんば店がまた戻ってくるかということについては未定になっておりますが、できれば戻ってきたいと個人的な気持ちでは思っております。そのときが来ましたら、皆さまどうかご協力よろしくお願いいたします。20年以上にわたって、とらのあななんば店をご利用いただきまして、お客様本当にありがとうございました」と言葉を送りました。

　また、秋葉原店はTwitter上で「本日8月31日をもちまして営業を終了致しました。みなさまからの長らくのご愛顧、心より感謝申し上げます。秋葉原というサブカルの中心で皆様と作品を繋ぐお手伝いをさせて頂き、少しでも皆さんの心に何かを残せすことが出来ていれば幸いです。本当にありがとうございました！」とコメント。

　なんば店は「2022年8月31日をもちまして営業を終了致しました。20年以上の長きにわたりご愛顧頂きありがとうございました。沢山の作品をお届けできて大変光栄でした。重ねとなりますが、お客様、クリエイター様、メーカー様、その他関係者の皆様、本当にありがとうございました」と感謝の意を示しています。

　

　

　

　

　SNS上では「青春を過ごした場所の1つでした」「俺らの青春を育んでくれた場所」など、とらのあなで過ごしたときを懐かしむ声のほか、「今まで本当にありがとうございました」「たくさんの拍手と『ありがとうー！』の声。長年おつかれさまでした」など、ファンによる感謝の言葉であふれています。