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同人ショップ「とらのあな」は秋葉原の店舗を含む5店舗を8月31日をもって閉店すると発表しました。
閉店するのは秋葉原店A、新宿店、千葉店、なんば店A、梅田店。また再出店を模索していた名古屋店も出店を断念します。
これにより、国内の直営店は池袋店のみとなります。「2020年より店舗事業においてはコロナ禍による影響を大きく受けており、現時点で回復の兆しが見えていない状況です。当社の努力不足となり、大変申し訳ございません」(とらのあな)
池袋店は引き続き女性向け同人誌を中心に運営を継続し、ショップインショップ「とらのあな出張所」は全国での展開を推進する予定。また同社の中心的な役割を果たしてきた秋葉原では、イラスト展が開催可能なギャラリー型店舗の出展を準備するとともに、再出店の協議を続けるとのこと。
同社はかねてオンライン事業への集中を進めており、先日も直営店舗を縮小する方針を明らかにしていました。「引き続き厳しい情勢が続くことを鑑みて、短期的には通販・Fantiaを中心としたDX事業に注力させて頂くことと致しました」と説明し、「28年に渡り、秋葉原地区での店舗運営においてご支援いただき、誠にありがとうございました」と利用者への感謝を述べています。
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