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北大阪急行「延伸開業時期」決定! どこまでできているの? 地下20メートルの新駅「箕面船場阪大前駅」じっくり見てきました(2/4 ページ)

禁断の「通電前のサードレール」も触っちゃいました。

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ビルの地下にできる「箕面船場阪大前駅」、工事中の構内へ潜入!

 箕面船場阪大前駅は、(2022年8月現在は)千里中央駅からバスで約8分、箕面市船場東3丁目の商業ビルの地下にできます。駅名の通り、駅前に大阪大学の箕面キャンパスもあります

 では、現在はまだ立ち入れない新駅の現場へいざ出発!

 ビルの階段を降りると、そこはもう新駅。地下にある駅ってこんな感じでできていくんだ……といきなりびっくりです。階段を降りた地下1階が改札階。現在(2022年8月)は駅らしい設備はまだ何もありません。

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ビルから改札階への階段(2022年8月撮影、以下同)

箕面船場阪大前駅改札階の様子

箕面船場阪大前駅改札階の完成イメージ(提供:北大阪急行電鉄)

 さらに降りるとホーム階です。


ホーム階への階段の様子。秘密基地のようでわくわくです

 地上から20メートルの深さまで降りきると、目の前に2つの大きなトンネルがある1面2線のプラットホーム。おお、もう駅っぽい……!


箕面船場阪大前駅プラットホームの様子。駅の先のトンネル区間はほとんどできあがっているようだ

トンネルがズドーンズドーンと奥へ……の迫力!

 地下駅である千里中央駅から箕面船場阪大前駅の南端まで、2019年9月から2022年5月の2年8カ月をかけて、巨大なシールドマシンで掘り進められました。とても大掛かりな工事でした。


シールドトンネルの貫通部(画像:北大阪急行電鉄電鉄)

 軌道(線路)も既に敷かれていました。電気はまだ通っておらず、歩いても大丈夫とのこと。線路へ降りて、トンネル内の撮影も特別に許されました。これが近未来的ですごかった……。


恐る恐る線路へ降りる……

迫力すごい……!

トンネルのはるか先に光が見える!

このトンネルは駅の南側、千里中央駅へ続いている

線路から箕面萱野駅方面を眺める

 完成ホヤホヤのトンネルの迫力に大満足。続いてホームの端まで見ていきましょう。箕面船場阪大前駅はホーム長約200メートル。10両編成の電車に対応しています。

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工事中・箕面船場阪大前駅ホーム階の様子

箕面船場阪大前駅 地下3階ホーム階完成イメージ(画像:北大阪急行電鉄)

 箕面船場阪大前駅は、構内エレベーター1基、構外の南/北出入り口にそれぞれ1基設置します。北出入口は延伸開業後の2024年度に竣工予定です。


箕面船場阪大前駅、工事中の構内エレベーター

箕面船場阪大前駅、工事中の階段。階段は構内に2カ所、エスカレーター上下各1基設置される

「まだ、何人たりとも通さない」感スゴイ!(工事中だから当然だが)

ホームへ規則的に掘られている段差は……

ホームドア用のもの。ホームドアの工事はこれから

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