「バッドボーイズ」佐田正樹、非行少年に寄り添う“保護司”へ挑戦 出演映像で葛藤吐露も「救われる若者が沢山いる」の声止まず(1/2 ページ)
「自分の言葉が響くなら」と挑戦を決めた佐田さん。
お笑いコンビ「バッドボーイズ」の佐田正樹さんが“保護司になる”ドキュメンタリー映像が、10月15日に吉本興業のYouTubeチャンネルで公開されました。
保護司とは、犯罪や非行を犯した人の更生を地域で支える民間ボランティアのこと。地元の福岡県で暴走族の総長を務め、少年鑑別所に入った経験もある佐田さんは、近年の少年院などへの慰問活動が認められ、この度法務省から直々に「1カ月保護司」という期間限定のオファーを受けています。
佐田さんは自身の歩んできた人生を顧みて、「説得力がないから、今はできない」と一度は固辞するも、「自分の言葉が響くなら」と思い直してオファーを受けることに。初日から特例で保護司と保護観察対象者の面接の場に同席し、非行に走った対象者と少なからず言葉を交わし、「(観察者と同じ)境遇で気持ちがわかるからこそ、『ダメだよ』って言えないかもしれない」「肯定ばっかりしちゃって、もしかしたらダメにするかもしれない」など自身が保護司を務めることの難しさに直面します。
その後は実際に保護司として活動する人たちと話し合いの場を設け、少年時代とは真逆の立場である“保護司側”の思いを深く知った佐田さん。以降は保護観察対象者との面接の場に同席を続け、ときには自身が鑑別所に入っていた時代の話を持ち出すことで対象者との距離を縮めるなど、佐田さんにしかできない保護司活動も垣間見えました。
1カ月間の保護司体験を終えた後、「保護司とは、裁判官でも警察官でもなく、更生させようとする先生でもなく、寄り添っていてくれる相談者である」とリアルな経験を通して感じた思いを言葉にし、今後については、「背負いきれないという自信の方が強いから」と活動を辞退。しかし、「今はです。10年後、20年後はまだ分かりません」と芸能界引退後の“復帰”を示唆していました。
視聴者からは、「『保護司』という言葉も知らなかったけれども、それが少しわかる動画」「この人はやるべきと思う。本当に救われる若者が沢山いると思います」「佐田さんほど自分の経験を色んな意味で活かせる人いないし、真面目な中に笑いもあって最高でした」「若い時に交通保護観察ついていた時期がありましたが、佐田さんの様な方に出会えてれば随分と自分自身変われたと思います」など反響が寄せられています。
関連記事
「バッドボーイズ」佐田正樹&大溝清人、ヤンチャ時代の“ガチリーゼント”に「気合い入ってますね!」「怖そう」
高校時代は福岡最大の暴走族の元総長だった佐田さん。「バッドボーイズ」佐田正樹、愛車の日産ローレルが飛び石で走行不能に フロントガラス全損に「マジで最悪」
けががなくて本当によかった。「バッドボーイズ」佐田正樹、愛車“フロントガラス全損”で修理に集まったかっこいいオヤジたちに感無量
あれ、目が汗が……。「誰かに殺されるくらいなら自分で死にたい」 “少年院上がりのアイドル”戦慄かなの、ストーカー被害に悲痛な叫び
ストーカー行為は犯罪です。少年院上がりと呼ばれて――戦慄かなのが語る「少年院上がり」という肩書と将来の夢
戦慄「芸能活動にもアイドル活動にも“少年院上がり”はマイナスの経歴。でも、唯一プラスになるとしたら……」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.