野口健、山林に放棄された“尿入りペットボトル”に怒り 「強烈な匂い」「捨てる人は『ご自身の人格を捨てている』」(1/2 ページ)
放棄せずに持ち帰りましょう。
登山家の野口健さんが10月30日にTwitterを更新。2年ぶりとなる富士山清掃活動に参加し、山林に放棄されている尿入りのペットボトルの多さに怒りをあらわにしています。
コロナ禍の影響で2年間休止していた富士山清掃活動がようやく再開。清掃は静岡県内にある企業との合同で、普段よりも多くの地元メディアが取材に訪れていたことを報告。野口さんは当日の様子を公開するとともに、「何故に富士山清掃活動を行なってきたのか」「その先に見えるものとは」を伝えなければならないとツイートしました。
富士山周辺の山林にはタイヤや金属類などのゴミが不法投棄されており、その中でも野口さんは「最近、多いのがこれ!!! オシッコ入りペットボトル 年々増えている」と茶色い液体が入ったペットボトルを手にした動画を公開。「特に国道沿いには、オシッコ入りペットボトルがいくつも」「今日、一つ、開けましたが熟成されているからでしょう…強烈な匂いで具合が悪くなりました」と不快感をあらわにしながら「これを捨てる人は『ご自身の人格を捨てている』のと同じだと心得るべき!」と放棄した人々に呼びかけました。
ペットボトルをトイレ代わりにすることは、すぐにお手洗いが見つからない場合の手段として長距離移動やレジャーの際にままあることですが、持ち帰って処理することが基本で放置は御法度。ファンからは「やむを得ない気持ちは分かりますが、捨てないで下さい!」「緊急的にペットボトルにするまでは理解できるがだったらちゃんと持って帰って始末しろよと」と野口さんの怒りに共感する声とともに、『みんなしてるからやってもいい』の文化やめて一旦考え直すべき」と根本的な問題を指摘する声があがっています。
野口さんは1999年のエベレスト登頂以来、環境保護の観点から清掃活動をスタート。富士山やエベレストの他、マナスルや全国各地でも精力的に清掃活動に参加しています。
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