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徹底して安上がりに! 「往復1万円で行く“バス鉄キャン”」のススメ ゆるキャン△の本栖高校でソロキャンしてきた(2/4 ページ)

意外と安く行ける「非日常感」、皆さんもぜひ!

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新宿→甲府の高速バスは約2時間、でも鉄道より安い2000円

 出発地のバスタ新宿はJR新宿駅の南口にある大きなバスターミナルです。ちょっと朝早く起きて自宅の最寄り駅から向かいましょう。


バスタ新宿から「昼行高速バス」で出発

 バスタ新宿の4階がバス乗り場です。3階には待合室やコンビニがあります。昼行の甲府~新宿線は通常、SA・PAに立ち寄る途中休憩がありません(車内にトイレはあります)。バス内での軽食や飲み物はあらかじめ用意しておくとよいでしょう。


バスタ新宿3階の待合室

B4番のバス停「石和・甲府行き」が乗車するバス

 約2時間で甲府駅に到着です。駅ビル「セレオ甲府」にスーパーや食料品店があります。キャンプで使う食材があればここで買うとよさそうです。ある程度の食材は家から持ってきていますが、店内を回って見つけたおいしそうな焼き鳥屋さんで夜のおつまみを入手。身延線内でいただく昼ご飯として持ち帰りのお寿司も買い求めました。

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キャンプの食材の買い足しは、甲府駅の駅ビル「セレオ甲府」が便利です

甲府→甲斐常葉はのんびり身延線で約1時間10分・680円

 甲府駅から鉄道の身延線に乗り換えます。

 都市圏住みの人が身延線に乗るときの注意点、それはSuicaやPASMOなどの交通系ICが使えないことです。交通系ICを使えない空白エリアがあります(2022年10月現在)。甲府~甲斐常葉の運賃は680円。下車するときに現金で精算する……のは少し面倒ですので、甲府できっぷを買っておくとよいでしょう。

 身延線に使われているのは、JR東海313系3000番台の電車です。車内は4人掛けのボックスシートと横座りの2人掛けシートを組み合わせて配置しています。甲府から甲斐常葉までは約1時間10分の道のりです。身延線は単線で、のどかな車窓を楽しむことができます。


身延線に使われているJR東海313系3000番台。そして車窓がのどかでのんびり

 到着する甲斐常葉駅は、地方のローカル線旅気分を満喫できるとても静かな駅です。ここから旧下部小中学校まで徒歩で15分くらい。聖地巡礼で訪れる人も多いためか、道中にはゆるキャン△のキャラクターやアニメのワンシーンを描いた案内表示があちこちにあります。迷わずに行けることでしょう。


のどかな地方ローカル線気分を満喫できる甲斐常葉駅

こぢんまりとした駅舎もかわいい

「ゆるキャン△」の案内表示がたくさんあるので聖地巡礼も迷いません

 ここからしばらく歩けば旧下部小中学校に着きますが、「最後の難関」があります。それは標高差で20メートルはあるだろうかという、心臓破りの急坂です。

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 後述しますが、キャンプはかなりの大荷物になります。今回はしかもソロでの歩き。荷物満載の重いリュックを背負い、さらに大きなスーツケースを引っぱって登るのは……もちろん最初から分かってはいることですが、かなりキツいです。少し上がっては休み、少し上がっては休みという感じで登りましたが、もう息は絶え絶え。マジで死んだ、という言葉がぴったり来る状態でした。


大荷物の徒歩ではキツい……最後の難関「激坂」。このときだけはさすがにクルマがうらやましかった

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