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CDリリース予定ナシ! ヨルシカ、2年ぶり新作「幻燈」は“聞ける画集” 絵を読み取ってのリスニング体験に「毎回想像の上をゆく」(1/2 ページ)

目で見て楽しめる「アルバム」、ってこと?

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 ボーカルのsuisさん、コンポーザーのn-bunaさんから成る音楽ユニット「ヨルシカ」が12月15日、最新作となる“音楽画集”「幻燈」を2023年4月5日にリリースすると発表しました。


新作「幻燈」リリースを告げるヨルシカ(画像は「ヨルシカ」Instagramから)

 「ヨルシカ」公式の発表によると、EP「創作」から約2年ぶりにリリースされる同作は、全25曲を収録した「アルバム」であるとともに、アニメーション作家・加藤隆さんが描いた絵で構成された2章仕立ての「聞ける画集」になっているのこと。

 画集に収録された絵をスマートフォンやタブレットのカメラで読み込むことによって、音楽再生専用のページへと接続する独自の仕様になっており、1枚1枚の作品ごとに設定されたテーマを音楽と絵の2側面から描くことを目的にしているそうです。なお、画集に振り分けられたシリアルナンバーを入力することによってアクセスが可能になるといい、したがって「第三者が既に使用している画集はお使いになれません」とのことです。

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 同作は「CD形態でのリリース」を予定しておらず、また各種ダウンロードやサブスクリプションサービスでは「又三郎」「老人と海」など先行配信曲を中心とした12曲前後を収録したものになるとしています。

「月に吠える」MV
「ブレーメン」MV

 CDなどではなく1冊の画集を通じたリスニング体験の提案に、ファンからは「CDの需要が減りつつある現代における新しい形のフィジカルに対する価値の希求というか」「毎回私たちの想像の上をゆくヨルシカ大好き……」「ほんと色んな芸術を楽しめて、、、最高です!!」など、なかなかない試みに打って出るヨルシカに圧倒されたという声の他、「欲を言うとCDとしても欲しい……楽曲をCDという形として残したい」「通学中はウォークマンを使っていたり、車を運転するときには音楽をカーステレオで流していたりとCDがないと不便なんです」と、さまざまな事情からCD発売も求める声が上がっていました。

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