ドミノ・ピザ「1枚買うと2枚無料」大阪店舗限定で実施　さらにMサイズが500円に　「ドミノ・ピザ売上記録のためになんでもやる」（1/2 ページ）

　ドミノ・ピザは12月26日から、大阪の「ドミノ・ピザ 東三国店」で、「1枚買うと2枚無料」キャンペーンを期間限定で実施すると発表しました。週間売上最高記録に挑む「年越しチャリティーチャレンジ」の一環です。期間は2023年1月2日の11時まで。

　チャリティーチャレンジは、1991年に東京の「ドミノ・ピザ 馬込店」が樹立した、1週間で1253万円という売上最高記録の更新を目指すもの。ピザ1枚につき100円を大阪市内の子育て支援NPOに寄付するとしています。

　期間中、東三国店では24時間営業で「1枚買うと2枚無料」キャンペーンを実施。デリバリーでもテイクアウトでも、Lサイズピザを1枚買うと、Mサイズピザ2枚が無料になります（※）。

※対象商品はLピザまたはニューヨーカーピザ全品で、Mサイズ対象商品はMサイズピザ1-2ハッピーレンジです

　また、同じく東三国店限定で、24時から11時まで「1-2ハッピーレンジMサイズ」のテイクアウトが500円で購入できます（※）。

※セットメニュー、サイドメニューは割引対象外になります。また、そのほかクーポン・特典との併用はできません。追加トッピング、生地変更による追加料金は割引対象外です

　ドミノ・ピザは「『東京には負けへん！』という大阪の意地を胸に、この記録に挑みます」「1991年に馬込店が叩き出した1週間の売上・1,253万円を超えるために、やれることはなんでもやります」などとコメントしています。

CEO「記録を塗り替えよう」発言がきっかけ

　ドミノ・ピザによると、チャリティーチャレンジを実施するのは、CEOのマーティン・スティーンクスさんによる“指令”がきっかけだったとのこと。マーティンさんが1991年の記録について、社内で「そろそろこの記録を塗り替えようではないか！　われわれはHungry To Be Better（よくすることにハングリー）な企業である。もっとチャレンジしなければならない！」と言い出したというのです。

　記録更新に挑戦する店舗を募集したところ、東三国店が名乗りを上げました。店長の中本拓哉さんは「ドミノ・ピザ史上、No.1売上の記録を東京の店舗が31年も持ち続けているというのは、大阪人としての誇りが許しません。自称最強店舗と自負している東三国店が頑張ります！ドミノ・ピザの歴史を大阪が塗り替えてみせます」などと意気込みを語っています。

　一方で、現在週間売り上げ最高記録を保持している馬込店の元ストアマネージャーで、西日本営業部部長代理の高井寿さんは「31年間破られていない記録は、1年に1番売れる年末年始やクリスマスにメニューをポスティングし、周りからはクレイジーだと言われました。しかし、私たちは、1年で1番売れるときだからこそ、もっと、たくさんのお客さまに注文してもらいたいという熱い思いで、48名のクルーと成し遂げました。大阪が東京を超えるなんて100年早いわ！　売れるもんなら売ってみな（笑）」などと応戦しています。

　ドミノ・ピザは「1枚買うと2枚無料」キャンペーンや、「ドミノの￥100 WEEK！」キャンペーン中のFIFAワールドカップカタール2022日本戦当日に注文が殺到。遅配や注文受付停止が発生し、謝罪していました。直近でもクリスマス・イブに複数店舗で大幅な遅延があり、店舗の前に行列ができている様子がSNS上に多数投稿されています。今回はピザ1枚につき100円を寄付するというチャリティーのため、同じ結果に陥らないと良いのですが……。