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安全対策だと一目で伝わる「子どもの安全第一ハーネス」がクラファン実施中 保護者の悩みをビジュアルで解決するアイデアに反響(1/2 ページ)

発想がすてき。

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 外出時に子どもの安全を守るためのハーネス。近年は子育てグッズのひとつとして浸透してきたもの、まだ見慣れない人も少なくありません。

 そんな中、一目で安全のためにつけているものだと分かるデザインの「子どもの安全第一ハーネス」のアイデアがTwitterで話題に。現在、製品化のためのクラウドファンディングを実施中です。


安全のためのアイテムだと一目で伝わる「子どもの安全第一ハーネス」(※画像は試作品)

 「子どもの安全第一ハーネス」の考案者は、漫画家で2歳の息子・なあくんを育てる西野みや子(@miyakokko61)さん。西野さんは、なあくんが歩くようになってから急に道路に飛び出そうとするなど危ない場面があり、子ども用ハーネスの必要性を強く感じていたといいます。

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 子どもが身につけるベストやリュックにひもを取りつけた「子ども用ハーネス」は、 大人がひもを持つことで、道路への飛び出しや迷子を防ぐアイテム。子ども用ハーネスは「何かあった時の命綱」だと思っている西野さんですが、一方で「子どもをペット扱いしている」「育児を楽している」など、 マイナスな意見があるのが気がかりだったといいます。

 そこで西野さんは、安全対策として使っていることが伝わりやすいデザインの「子どもの安全第一ハーネス」を2021年に考案。「安全第一」と書かれたヘルメットをモチーフにしたデザインは、一目で安全のためのアイテムだと分かるほか、かわいさも満点です。

西野さんが投稿したアイデアイラスト

 このアイデアはTwitterで話題になり、「一目で危ないんだって伝わるので良いですね」「これ欲しい!」といった反応が集まりました。その後、西野さんはクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でプロジェクトを立ち上げ、みごと製品化の目標を達成。現在はネクストゴールとして、Twitter広告の実施を目的にチャレンジを継続中です。

 西野さん考案の「子どもの安全第一ハーネス」は、「安全第一」と書かれた黄色いヘルメット型のリュックがまず目を引くポイント。リュックの肩ひもには、本格的な反射材がついています。

 取り外しが可能な迷子ひもは、目立つように黒と黄色のトラテープ柄に。工事現場をモチーフにしたデザインは、周りの目を気にせず、より安全なお出かけをするために役立ちそうです。

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工事現場のようなデザインがかわいい

 ビジュアルだけでなく、親にとっても、子どもにとっても使いやすくするためのしかけが随所につまっているのもポイントです。

 迷子ひもは、子どもにあたる可能性のある部分はプラスチック製の部品を、リュックと接続する部分は耐久性のある金属製の部品を使用。長さを調節できる他、バックルがついているので手首やベルトに通して使うこともできます。


長さを調節できるバックルつきの迷子ひも

 Twitterでは、「本当に可愛いです!!」「このデザインなら理解を示さない層にも一目で意図が伝わると思う」といった絶賛の声が。ビジュアルで悩みを解決するアイテムは、漫画家ならではのすばらしい着眼点です。

 「子どもの安全第一ハーネス」のクラウドファンディングは2023年1月29日まで実施中。ハーネスの実物が手に入る「ハーネスプラン」のほか、応援のための「お名前掲載プラン」「トートバッグプラン」なども用意されています。

 西野みや子さんのTwitterアカウント(@miyakokko61)やInstagramアカウント(@miyakokko61)では、「子どもの安全第一ハーネス」の最新情報も発信中。そのほか、日常を描いた漫画も公開中です。

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