50代主婦がたった一人で古い洗面所をリフォーム おしゃれに生まれ変わった姿とDIYテクニックにおどろき(1/2 ページ)
エプロン姿の職人さん。
50代の主婦が「1人リフォーム」にチャレンジ。自宅の洗面所をおしゃれに改装する動画がYouTubeで公開され、記事執筆時点で再生数は21万回に上っています。普通の洗面台がおしゃれに変わる様子がすごすぎる。
動画が投稿されたのは、通称・あめみなさんことあめのみなちゃんさんが運営するYouTubeチャンネル「あめのみなちゃんねる」。今回DIYするのは、22年使ったという洗面台とその周辺です。
古い洗面台と壁との境目にはカビが生え、水道の水切れも悪くなっています。また、洗面所の床のシートも古いためこちらも張り替えたいところです。
あめみなさんは、ゴキブリを見かけて以来開けたら秒で閉めていたという洗面台下の棚の整理から作業を開始することにしました。
リフォームにはまず掃除も大切。パイプユニッシュで配管をキレイにしながら、洗面台の構造をチェックしていきます。
そして止水栓を閉めて作業をスタート。ビスを外し、洗面台裏の様子をチェックします。あめみなさんは電気工事をする資格をもっていないため、コードには手を付けられず。配線を切らないように気を使いながら、洗面台の上半分を取り外していきます。
下側の解体は更に難しそうです。ゴキブリが出る恐怖におびえながら、バールやノコギリを駆使して作業を進めます。途中、洗面台の重さに弱音を吐く場面も。それでも何とか手を動かしています。
洗面台を外してみると、そこには22年の年月を感じさせる汚れや傷みが。それを見たあめみなさんは、床のシートだけでなく壁紙まで張り替える決心をするのでした。
用意したのは生のり付きの壁紙。パテで補修してマスキングした壁に貼っていきます。壁紙の意外な重さに苦戦しながらも、安くはなかった値段を思い出して奮起します。
動画は前半・後半に分かれており、後半では床のシートの張り替えからスタート。古いシートを型紙にして、新しいシートをカットし、床に貼っていきます。
そして、新しい洗面台を入れる……思っていたら、なんとこちらも自作していきます。プロに切ってもらったという板にヤスリをかけ、手前になる角を丸く加工していきます。
塗装を繰り返し、木ダボで接続。穴の深さを決めるためマスキングテープでドリルに印を付けるなど、細かいテクニックが参考になります。
洗面ボウルと蛇口は通販で購入。シンプルでモダンなデザインで、一気に雰囲気がおしゃれになります。水道管に届くかどうかを確認しながら組み合わせていきます。
以前の洗面台に付属していた鏡は再利用し、枠や土台を作ることで印象を変化させます。驚いたのは枠の仕上げ。電源スイッチと共にビンテージ風に加工することで、洗面台の雰囲気にあわせていきます。
それぞれのパーツができてきたら、いよいよ蛇口を付ける作業です。台の上側に穴を開け、洗面ボウルを配置し、給排水の配管を接続。水とお湯がスムーズに出ること、排水に漏れがないことを確認していきます。
すでにおしゃれな手洗い場が完成しましたが、洗面所は収納も大切。さらに、棚と引き出しをプラスしていきます。引き出しは配管をよけるため、複雑な形状。さまざまな工具を駆使して、オリジナルの引き出しを作ります。取っ手は、逆さまにしたセリアのアイアンウオールバーを利用。プチプラアイテムを使った柔軟な発想がステキです。
仕上げに洗面台の周りをコーキングして、鏡を設置。タオルハンガーを取り付けて洗面台の完成です! 手作りの洗面台は、リフォーム前と比べて温かみがあって明るい雰囲気。洗面台の下も通気性が良さそうでG対策もばっちりです。
ビフォーアフターの画像を見比べてみると、同じ場所とは思えないほど。テクニックはもちろん、センスのすばらしさ、1つ1つの作業を積み重ねていく根気強さに感心してしまいます。
この動画には、「すごい、拍手を送りたいです」「全ての面で尊敬します」「エプロン姿の職人ですね」といった声が寄せられました。
あめのみなちゃんさんは、YouTubeの他、Instagram(@amemina_diary)でも情報を発信中。洗面所の次はトイレのリフォームにチャレンジしており、その様子も紹介しています。
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