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「とんでもない誤植があった」原稿に突如“ハム太郎”が登場する珍事が話題に 「バッハも白目」「これはあかん」(1/2 ページ)

流通前でよかった。

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 出版前の原稿にまったく関係ないはずの「ハム太郎」という文字が入り込んでしまい、「とんでもない誤植があった」と紹介するツイートが話題に。バロック時代の話からいきなり現代に引き戻される不思議な文章に、たくさんの人が笑い、約1万1000件のいいねが寄せられています。

なぜかバロック時代の音楽にハム太郎が現れた

 フルート奏者の柴田俊幸(@ToshiShibataBE)さんが紹介した誤植。前半には「初期バロック時代にはファンエイクの」と記載があり、クラシック音楽について語られた文章のようですが、後半では「“羊は安らかに草をハム太郎 BMV 208”などの牧歌的な」とあります。突如、『とっとこハム太郎』の「ハム太郎」が出現……!

画像出典:Amazon.co.jp

 柴田さんに聞いたところ、該当書籍は3月22日にONTOMO MOOK(音楽之友社)より発売予定のバッハについての本『やみつき! バッハ』とのこと。発見したのは最終校正段階だったため、流通前に無事に修正されるようです。

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 また、柴田さんは「残念ながら出版物には載らない予定ですが、挿絵に羊とハムスター入れれないか今編集部と協議中です」と語ってくれました。編集者が見つけたら冷や汗ものの誤植にも思えますが、遊び心満載ですてきです。

 Twitterには意外すぎる組み合わせに驚く人たちからの「聴いてみたい」「バッハも白目」といった反応が寄せられています。柴田さんによると、Twitterで知り合いになった作曲家・伊藤康英さんが今回の件をモチーフにした曲を作ってくれたそうです。「初演は近々」とのことで今後が楽しみです。

画像提供:柴田俊幸(@ToshiShibataBE)さん

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